先日乗車してきた「SLやまぐち号」の新しい客車の写真を2枚アップします。

やまぐち号1_convert_20170925234713

客車のボックスシートはこのような感じです。ただし、編成中の5号車スハテ35 4001のみは背刷りが木製で、ずいぶん思い切った処理だと思いました。窓は昔ながらの開閉ノブのついたものですが、コンセントが設けられているのが、いかにも今風。それでも、新旧が見事にマッチしたデザイン処理だと思います。

やまぐち号2_convert_20170925234841
 
こちらは洗面所。やはり、細かなタイル貼り風の処理など、昔風のデザインです。でも、さすがにできたて。ピカピカです。いわゆる旧型客車の晩年は、このような設備が古びて、清潔感は今一歩という感じもありましたけれど、この車両は美しいままの姿で使われ続けることになるかもしれません。

これは写真には撮らなかったのですが、車端部の妻面には、昔ながらの鉄道路線図も貼られていました。私がまだ子供の頃は、鉄道の情報も少なかったですから、列車に乗って、そのような地図を目の当たりにすることにも、喜び、驚きを感じたものでした。そのような旅に出たことを実感させてくれる、この新しい客車での演出は、見事なものだと思います。

やまぐち号3_convert_20170925234957

上の写真は、津和野からの帰路の車内で食した津和野駅の駅弁「かしわめし弁当」。ポピュラーなスタイルの鶏めしですが、おかずがしっかりと入っているのが嬉しいところ。って、こういうあっさりしたおかずが嬉しい年齢に、私もなってしまいました。
当初の予定では、津和野駅で十分な時間があり、町で食事をする予定だったのですが、台風の後遺症か、この日の列車も全般に遅延気味で、食事は列車の中で、ということになったのでした。ところで、津和野駅で駅弁を探すと、売店に並べられていたのは3個だけ。私たち取材クルーは5人でしたが、「お弁当、これだけですよね?」と売店のおばちゃんに聞くと、「いくつ要るの?すぐに届けてもらうよ。何時の列車。15分後?間に合う、間に合う」と、工場の方に携帯で電話をしてくれたのでした。

お客様相手の仕事ですから、当たり前と言えば当たり前なのですが、ちょっとした心遣いは嬉しいものです。
それから、こういう時の会話を、いろいろな呼吸で楽しめるようになることも、歳を取ることの効用であるに違いありません。
歳を取るのも、悪いことばかりではないのです。

スポンサーサイト












管理者にだけ表示

トラックバック URL↓
http://ikeguchi.blog.fc2.com/tb.php/1814-e5049ff2