三浦海岸の宿に泊まった翌日に、どこに行くかは、家を出たときから迷い続け、当日の朝になっても決断がつかないままでした。
あまり天候が良くなかったことも、気を重くさせていた一因ではあったのでしょう。
 三浦海岸から京浜急行に乗って、それを京急久里浜で降り、そこからJRの久里浜駅まで歩いて横須賀線に乗ると、それを横須賀で降りて、京浜急行の汐入まで歩くという、無駄ばかりの行程を、なんとなく選んでしまいました。

 汐入駅からは山の方向に延びる道路を歩いてみました。ここは以前に一度だけ歩いたことがある道で、ちょっと急な坂の上に、汐入駅前とは別の集落が広がっていたことが印象的でした。
 汐入駅からしばらくは、街道沿いに発展した街の姿が感じられました。ただ、半分くらいの商店がシャッターを下ろしているようでした。
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(汐入駅から続く道)

途中、神社があれば、神社の写真を撮り、古い建物があれば、その建物の写真を撮りという具合で、何かネタがないか、探しているような散歩は、ちょっと痛々しくもありました。途中、小さな案内標識が建っていて、この駅前から延びる道に直交する小さな道が、江戸と浦賀を結ぶ「うらが道」の枝道であると書かれていたことが印象的でした。それは住宅街の裏の山に延びた小さな道でしたが、そんな小さな道が、江戸時代から残されていたというわけですね。もちろん、往時の姿そのままではないのでしょうが、「そうか浦賀みちというのも、あったんだな」と気がつかされ、ようやく何かに出会えたような、ちょっとほっとした気分になったのを覚えています。

家に帰ってからネットで検索をしても、浦賀みちに関する有力な情報はヒットしなかったのですが、研究書籍などは図書館にあるようなので、一度目を通してみると良いのでしょうね。

坂道を登った先には坂本の集落があって、その先にはトンネルがあり、トンネルを抜けるとそこはもう衣笠駅が近いようでした。

なんだか、まとまりのない行程になってしまいましたけれど、秋晴れの日に、浦賀みちの遺構を探しに来てみるのも面白そうでした。

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