なんだか今年の夏は終わってしまったようです。
夏が短い季節であることは、毎年のように感じられることですが、ことさらに今年の夏は短く感じられました。
それでも、私にとっての今年の夏が空虚だったわけではなく、幾つかの仕事に追われていました。
その一つはJTBキャンブックスの執筆で、これは9月の連休前に発売になります。テーマは国鉄電車で、私のいちばんの本分というわけでもないのですが、版元の担当編集者と、編集プロダクションの方から支えて頂き、何とかゴールに辿り着きました。このような言い回しは、本が出版されるたびに、著者の誰もが使うのですが、今回は謙遜なしです。本当に感謝しています。
テーマは、国鉄205系電車です。

さて、そんなこともあって、8月は本当に休みなしでした。どこでもいいから1泊しに行きたいなとネットを徘徊していたら、昨日までは満室だった三浦海岸の宿泊施設に、前日になって空室が出ました。8月の最終日曜日です。天候の悪い週末だったので、キャンセルが出たのでしょう。すぐに予約しました。
本当は、日曜日の朝早くに出て、三崎あたりをまわってから、宿に行くべきなのでしょうが、当日のお昼前まで、短い原稿の執筆に追われていたので、家を出たのは午後の早い時間となりました。もちろん、電車利用です。
京浜急行に乗って、三浦海岸へ。
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駅に着くと、少し強い雨が降っています。ガード下で雨宿りしてみましたが、止む様子もないので、駅近くのコンビニでビニール傘を買って、海沿いの道を宿の方向に歩き始めます。予約したチェックインの時間より少し早く着いてしまいそうですが、午後4時はまわることだから問題ないでしょう。駅から海沿いの道までは5分くらいで到着しました。駅前には、喫茶店、不二家レストラン、それに何軒かの居酒屋と、お土産物屋などがあった程度で、観光客も少なからず利用するだろう駅なのに、ちょっと拍子抜けもしたのですが、海沿いの道に着いて納得しました。道路沿いには、ハンバーガー屋や、ファミレスなどが、いろいろと並んでいます。

この日は8月30日。まだ8月なのですが、ずいぶんと涼しく、雨の砂浜はほとんど無人でした。
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何軒も並んでいる海の家も、この天気に店をたたみ始めていたところもありました。
淋しい夏の終わりです。
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この日、浜辺をほとんど貸切にしていた3人。サーファーのようですが、波はなく、することもなかったかもしれません。
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三浦海岸が海水浴場として人気が出るのは比較的遅く、それは昭和40年代の中頃のことでした。京浜急行が立地に目をつけ、マイアミの東側にあるデイトナビーチに、この三浦海岸をなぞらえ、「青いデートナビーチ」として売り出したのです。夏には、浜辺でイベントが連発され、江ノ島n飽きた若者が、この浜に殺到しました。京浜急行も海水浴輸送にフル回転したようです。
もっとも、現代はクルマの時代。それに海水浴も、昔のような夏には必須のレジャーではなくなっているようです。
海も、電車も輝いて見えた、あの時代はもう帰ってこないのでしょうか。

浜を歩いた後は、偶然行き当たった神社で少しだけ時間を過ごしてから、宿に向かいました。6月に葉山で利用した格安ホテルのチェーンです。
夕食はまた、イタリアンのコースということです。(続きます)



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