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★上の写真は長野県を走る上田電鉄の上田~城下間。今から2か月前の撮影です。千曲川に架かるこの橋は、上田電鉄の名所の一つとなっていましたが、先日の台風19号による水害で、崩壊してしまいました。現在、上田電鉄は途中の下之郷駅と終点の別所温泉駅の間でのみ運転が行われているとのことですが、路線の奥の側での区間運転のみでは、ほとんど需要がないかもしれません。一日も早い全線の復興を祈るばかりです。

★いつの頃からか、災害が起こるたびに、鉄道の存亡が取りざたされるようになりました。本当は鉄道こそが、地域の発展のシンボルだったわけですが、乗用車の普及ですっかり鉄道の存在価値が低下してしまいました。鉄道が好きな身としては、これ以上、全国の鉄道が数を減らすことのないよう、これもまた祈るばかりといったところです。

★このような大きな災害が発生すると、一企業の手による復興は困難を極めます。まずは国がこれを手助けし、一日も早い復興を図るべきでしょう。これもいつの頃からか、政治の目は鉄道を見捨て、航空機と自動車ばかりに向けられるようになってしまいました。けれども、この二つの乗り物とも、誰もが気軽に、あるいは高齢者自らが、気軽に利用できるものではありません。ヨーロッパでもローカル線は運転本数を減らしていますが、その多くが1時間に1本程度の運転本数は確保し、地域もそれを基盤として、活動が行われているように感じます。日本という国は、本当に弱者に冷たい国になってしまいました。

★思えば、この上田電鉄にしても、昔はもっと数多くの列車が運転され、各駅にも活気があった。それが凋落してしまったことを、単に車のせいだけにはできないような気がします。


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★ラグビーの日本代表。負けてしまいましたね。けれどもこのチームは、時を経るごとに確実に成長している気がします。それを見るのはワクワクしますし、負けても、ラグビーには爽快感が残る気がします。ノーサイドという言葉に象徴される考え方と、それに則った選手たちの振舞いのためなのかもしれません。ここまで、楽しい1か月間でした。あと、2週間楽しもう。

★先日、ある鉄道会社の方にインタビューしたのですが、北陸新幹線の車両が基地で冠水した件について、「100パーセント冠水が起こることが解っていれば、車両を避難させることもできるだろうけれど、そうでなければ、車両を高台に避難させることなど困難だ。車両を何キロも離れた所まで運転させて、徒歩で帰って来させて、「また次の車両について同様のオペレーションをするように」という業務命令を、雨が降る真夜中に出来るだろうか?」という点は意見が一致しました。どうも、最近は、避難をさせなかったということが怠慢のように報じられている風潮ですが、色々な考え方があると思いますけれど、一つのもっともらしい意見に流されないようにしたいものです。

★「これはもう人災だ」という言葉があります。でも「人災」って何なのでしょうね。結局は、自分に責任のない出来事を人のせいにして糾弾するときに便利な言葉であるような気がします。昔、餘部鉄橋から車両が転落して犠牲者が出た時に、「これは人災だ」と記した雑誌がありました。その後、橋がある場所の風速を測る係員が自殺したと記憶しています。その方が雑誌を読んでいたのかどうかは解りませんが、評論は、時に人を刺してしまうことがあります。もちろん、何があっても受け入れてしまう事なかれ主義は論外(最近の、国政に対する有権者の態度がそれに近くなっている気がしますが)としても、言論には、やはり注意も必要だと思います。

★そんなことを書いていると、また叱られるかな?もっとも、叱られるところまで及ばないのが、現在のネットの世界でもあるのかもしれない。まったく、何が良いのか悪いのか。これもまた難しい問題ですね。