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 Amazonで岡田喜秋さんの古い紀行文集を見つけ、少し高かったのだけれど、購入してしまった。
全国のローカル線をテーマにした一冊で、発行は昭和31年5月。つまり、まだ東海道本線が全線電化前のこと。私も生まれていない。そんな時代に(日本全部がローカル線のようなものだ)、八高線や、水郡線、姫新線などが湛える旅情に着目しているところは、流石だなと思う。岡田さんにしても、まだ名作「日本の秘境」の取材がようやく始まった頃の発行であり、今日では通用しない表現(自分が住まっていない場所を「○○のチベット」と呼ぶ、などね)もあるけれど、良いところ、物足りないところ含めて、学ばされることは多い。
 飯田線沿線の水窪について、かつては宿場町として賑わっていたけれど、鉄道が開通してからむしろさびれたというような指摘は、こちらとしては虚を衝かれた感があり、つまり、鉄道系で物を書いている人間が、1067mmだとか、昭和43年だとか、そういうデータ的なことにばかり気持ちを回し過ぎ、もっと大切なことを観察し忘れてしまったというのもあるのだろうと思う。もちろん、それが趣味の延長であるだけなら、何も問題はないのだけれど。
 ポイントを切り替えてみれば、また違う所に行けるに違いない。
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大井川鐵道9月11日発のプレスリリースです。
かつて、国鉄からの直通列車として運転された「奥大井」の列車名が復活します。
かつての「奥大井」は、私の記憶では、静岡から113系を使用して運転された快速列車でしたが、今回は社線内のみの運転。それでも、愛称名付きの列車の運転は、鉄道会社のバイタリティの証明のように感じられて、とても好感のもてるものです。
(当方で一部の文字の位置を変更し、文字に着色しています)

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2017年9月11日

急行電車が愛称付で走り出す
「奥大井」 昭和の愛称が平成の世に復活

大井川鐵道(島田市)では現在、特別な愛称をつけず多客期のみ運転している臨時急行電車に「奥大井」の愛称を付けて運転することといたしました。
「奥大井」は昭和時代、多客期に東海道本線静岡駅から大井川鉄道千頭駅まで、国鉄車両を使って運転された直通列車の愛称でした。
当社では今回の愛称復活により臨時急行電車への親しみやすさの向上と「奥大井」の知名度アップ及び入込客増加によるさらなる地域貢献を図りたいと考えております。詳細は以下のとおりです。

運転概要
愛称復活日
2017(平成29)年9月15日(金)
愛称名
奥大井
当面の運転日
2017(平成29)年10月9日(日)までの きかんしゃトーマス号の運転日と同じ(16日間)
●今後は紅葉シーズンなど多客期に運転する予定です。運転日・運転時間については公式HP、SNSでお知らせします
運転区間
金谷駅~千頭駅 (距離 39.5キロ)
運転ダイヤ
金谷駅発 (奥大井1号)
9時41分
千頭駅着
10時47分

千頭駅発 (奥大井2号)
14時00分
金谷駅着
15時17分

停車駅
金谷・新金谷・家山・川根温泉笹間渡・千頭
料金
急行料金は不要です(運賃のみでご乗車可能です)
車両
現在、普通電車に使っているもと関西私鉄の車両(南海・近鉄)を使用します
ヘッドマーク
運転時には愛称名を表示したヘッドマークを装着します

歴史 国鉄からの直通臨時電車「奥大井」
1969(昭和44)年4月26日から1984(昭和59)年9月30日までゴールデンウィークや紅葉の多客期に東海道本線静岡駅から大井川鉄道千頭駅まで国鉄車両を使って運転された直通列車。当時もヘッドマークを装着して運転されることが多かった。

奥大井地域とは
おおむね川根本町以北、大井川流域の静岡県内の総称。背後には3,000m級の南アルブスの山々がそびえ立ち、ユネスコエコパークの一部でもある。地域内には寸又峡温泉や接岨峡温泉、井川地区など温泉地や静かな山里などが点在している。