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今晩(9月28日)の月です。
フェイスブックなどで、友人が次々に月の写真をアップするので、自分も何か撮らなければいけないような気持になり、撮りました(笑)。宿題を済ませたような気分です。

昔、写真の学校を卒業して会社員となり、編集部に勤め始めた頃は、天気の良い休日には、いつもとてもうしろめたい気持になっていました。写真を、撮りにいかなければならないのではないか、という強迫観念です。

それから少し時間が経って、自分は編集者なのだから、その仕事を優先するべきで、写真撮影を優先する必要はないと考えるようになったとき、その強迫観念は消えて、気持が楽になったのを覚えています。

その仕事を辞め、フリーとして独立すると、最初の頃の強迫観念、常に何かをしていなければならないのではないかという後ろめたさが、また、つきまとうようになりました。

月の写真という、直接は自分の仕事に関係しない写真を撮っているのも、その延長にあるような気がします。
そして、それは悪いことではないのだろうな、という感触も持ってはいます。
回り道なのでしょうが。


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連休もあっけなく終わりました。連日の原稿書きでした。連休とはいっても、やっていたことは普段と何も変わりはなく、もしも違いがあるとすれば、かかってくる電話が少なくなることくらいです。それでも、「きょうは休みだ」という感覚にもなれません。この感覚って、結構苦しいのもですが、サラリーマンを辞めてみるまで解りませんでした。まあ、良い悪いという問題ではなく、それを自分が選んだのだし、別にフリーだからということではなく、自営業の人は皆、同じ気持ちでいるはずです。(でも、たまには、本当に、休む気持ちになってみたい)

 いきおい、ブログにも何を書いたら良いのか、迷うところですが、連休中に書いていたのは、全国のローカル線のプロフィールのようなものでした。70くらいの路線があるのですが、数えてみると、そのうちの8割は出かけていって乗ったことがある。そのうちの半分くらいは、仕事で、でしょうか。我ながら「案外、乗っているものだと感じました。それもこの数年に、というものが多いのです。

 50代も終わりに近づいている自分が、結構アクティブだなと少しほっとした気持になったのと同時に、腐らずに積み重ねることが大事だな、とも思いました。時間が経ってゆくのはどんどん速くなるけれど、競争です。頑張るほど気持が良くなる競争だと思います。

 あまりこの記事にふさわしい写真がなかったので、昨日、オンラインジグソーパズルにアップした写真を1点。改装に入る前の門司港駅舎。これも比較的最近に行ったものでした。頑張って、行けるときに、行けるところに、行こう。
さて、きょうも原稿の続きです。本当の気持を言えば、やっぱり気は重いのですけれど。

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きょうも、オンラインのジグソーパズル「パズコレ」に、写真を1枚アップしました。今日使った写真はこれ。
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言わずとしれた横川駅の「峠の釜めし」です。昨日のものよりさらに少なく、70ピースのパズルにしたのですが、同系の色が多いこともあって意外と難しく、私は完成に10分14秒を要しました。アップして数時間もすると、他の方の手によって、完成までの最短時間は、4分前後にまで短縮されましたけれど(笑)。

いつ、この写真を撮ったのかは、タイムスタンプを確認してみないと定かでないのですが、「峠の釜めし」は、私が食べた駅弁の回数として、5本の指に入るかもしれません。おそらく、入ると思います。
最初に食べたのは、大学生の時でした。その時は、美味しいとは思いはしたものの、その美味しさがどこにあるのかは、解らないままでした。でも今は、抑えめの味のバランスがとても魅力的に感じられます。まあ、歳を取ったからそういう味が好きになった、と言ってしまえば、それまでかもしれませんが。

そう言えば、この駅弁を作っている「おぎのや」さんにインタビューをしたこともありました。有名な話、現場にいなければ解らない話など、いろいろなことを聞けたのですが、印象的だったのは、最後に「誠実にやることです」ということを、「おぎのや」の方が、他に多くのことを言おうとはせず、しっかりと仰ったということでした。

駅弁の写真のおかげで、突然、昔のことを思い出しましたが、こういう言葉は、何度聞いても、悪くないものだと思います。


 
 「パズコレ」という、オンラインのジグソーパズルサイトがあって、自分の写真をオンライン上でジグソーパズルにできるものだから、1枚登録してみました。
 題材に選んだのはみなとみらい地区の夜景で、たかたが100ピースちょいの難易度「中」にしてみたのですけれど、自分の写真なのに、組み上げるのは思いのほか難しく、完成に29分を要してしまいました。しかし、こんな記録は一瞬のうちに屠られ、現在のレコードは12分46秒です。こんな記録を出す人とは、どんな人なのだろう、とも思います。

 パズルを登録した立場では、誰もやってくれなかったら寂しい、悔しい、恥ずかしいということになるので、プレイしてくれた人が早々に現れたのは嬉しい限りなのですが、しかし12分という、自分の半分以下の記録を立てられると、これも少し悔しかったり。

 このサイトには壮絶な数のパズルがアップされており、(試しにハルシュタットという地名を入れただけで、複数の作品がヒットしました)自分がプレイヤーになっても、おそらく一生遊びきれない。それに作品をアップする楽しみもある。

 いやはや。現代という時代には、本当に数限りない楽しみ、遊びが氾濫している、という月並みなものが、今日の感想です。
  http://www.puzzcore.com/pzl/150920Z6CD

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 江ノ電の夜景の写真がもう1枚ありましたので、アップします。竜口寺前の交差点。駅間でいえば江ノ島~腰越間になります。

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(江ノ島~腰越)

 写真の右手に、このカットでは写っていませんけれど、「江ノ電もなか」のお店があります。キヤノン6Dで、ISO感度を目一杯上げての撮影ですが、これだけ暗くなっても、一応は走行シーンが撮れるのですね。実際には印刷には向かないクオリティとなるのでしょうが、それでも凄いことです。

 ところで、いま、5連休なのですね。私は、仕事が来たもので、休んでいるどころではなくなりました。本当は登山に行くつもりで、今日、山にいたら、素晴らしい天気と、眺めに恵まれたかもしれません。
 フリーの人間が、どう休みを取るかというのは、本当にセンス次第なのだと思います。ある新聞記者の書いたものには、「有給休暇は規定されているものをなるべく全部取って、それは通常の業務では行きにくい仕事に宛てていた」というものがありました。これも格好の良い方法だと思いますが、今のご時世では実行が難しいかもしれません。

 で、私の5連休の1日めは、仕事で終わり、夜景の写真を1枚アップして、ウサ晴らし(笑)。残りの4日は、どうなることでしょう?せめて、最寄りの駅くらいまでは出かけててみようかな。



 
9月15日発のプレスリリースです。

大井川鐵道井川線で「吟醸列車」が運転されます。昨年にも催された企画の今年度バージョン。
私は「飲めない」ので静観といったところですが、楽しいでしょうね。

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大井川鐵道井川線では年一回の特別企画として参加者貸切による吟醸列車を運転します。
静岡県内産の地酒より厳選された6種類を大井川の清流をおつまみにしながらお楽しみください。詳細は以下の通りです。

1. 運行スケジュール
運転日 2015(平成27)年10月17日(土)
運転区間 千頭駅~接岨峡温泉駅の往復
運転時間 千頭駅発       11時05分 接岨峡温泉駅着  12時45分
接岨峡温泉駅発   14時05分 千頭駅着   15時55分
会費 大人1名 5,000円
定員 60名 ※定員になり次第締め切り。座席は申込みグループごとです。
お申込先 大井川鐵道㈱ 南アルプスアプトセンター
お申込電話番号 0547-59-2137


2. 当日用意するお酒について
静岡県内の地酒より厳選した6種類です。
(1)高砂(富士宮市) (2)臥龍梅(静岡市清水区) (3)磯自慢(焼津市)
(4)初亀(藤枝市岡部) (5)喜久酔(藤枝市) (6)海運(掛川市) 
※量は各種3升です。

今回、ご用意する地酒は大井川の清流のようにすみきった味が特長です。
さらに乾杯用の純米酒が1種類あります。


3. おつまみについて
オードブル、寿司、そばをご用意いたします。
おつまみの持ち込みは自由です。

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 今年の7月と8月は、かなりの時間、机の前に座っていました。
 単行本の執筆のためで、その本もようやく8月末に出離れとなり、9月17日、18日だったかな?にJTBキャンブックスシリーズの新刊として発売になります。

205系表紙












 国鉄の末期に開発された通勤電車205系の誕生から現在までを、戦後の国鉄通勤電車の発達史の続きとして解説しました。山手線で昭和60年から運転を開始した電車。それまでのウグイス色の電車(103系)に代わり、初めてステンレス電車として運転が開始された形式と言えば、解る方もいるかもしれません。

 単行本の執筆といえば、書けども書けども終わらない印象にとらわれることが少なくないのですが、今回もそのとおりとなりました。JTBパブリッシングの担当の方と、担当編集プロダクションの方に、本当に手厚いご尽力を頂き、ようやくゴールに辿り着いた次第です。書店で見かけたら、手に取ってご覧下さい。




 引き続き、夜景の撮影です。右手に見えるのが京浜急行の神奈川駅。線路の上に架かる青木橋からの撮影で、この背中の側が、明治の鉄道創業時に、神奈川駅が設けられた場所。ただし、この駅は、横浜駅が現在地に移転した際に廃止されています。

 3本の列車が写っていますが、きょうは日曜日。ウィークデイの夕方であれば、もっと数多くの列車が併走するシーンが撮れるのかもしれません。少し、通ってみても面白そうな場所です。

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 お昼前から急に天気が良くなり、いてもたってもいられなくなりました。
 そこで、京浜急行の線路の脇を歩いてみることにしました。実はこの企画、以前にも仲木戸から横浜まで歩いているのです。それはいつか調べてみたら、2012年10月のことで……。
 あれから3年近く経ってしまっている…。
 のですが、前回の続きです。「線路の散歩」といっても、線路の中を堂々歩くわけではなく、線路に沿って、駅から駅までを歩き、何かを見つけてみようという、それだけのものです。当ブログでは「沿線」でカテゴリー分けしてありますので、よろしければ前回もご覧下さい。さて、横浜を出発です。
 すっかり近代的な姿になった横浜駅東口を後に、横浜中央郵便局の脇を西の方向に歩くと、右手にすぐ京浜急行の線路が現れます。このあたりでは帷子川(かたびらがわ)が、堀割のように延びていて、京浜急行の線路は2度、川を渡ります。

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すぐ右手が横浜駅。この鉄橋の左手で、京浜急行の線路は京浜東北線の線路の下をくぐります。すぐその先で2つめの鉄橋。
これは、先日夜景の写真をアップさせて頂いたのと同じ場所。夜と昼ではまったく雰囲気が違います。

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乳母車を止めて、子供と一緒に電車を見ているお母さんもいました。

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このあたりでは京浜急行の線路はマンションのすぐ裏手を走っています。

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京浜急行の線路は、ここからこう配を登って、しばらくの間、高架線tなって走り続けるのですが、基本的な構造は線路がここまで延びてきた昭和初期から変わっていないようで、線路の改良をしようにも、抜本的な大改良はできなくなってしまっているようです。線路n両脇には建物が密集してしまっていますし、運転を長期にわたって中断しての工事というわけにもいきません。似たような事例は他にもあるのですが、沿線の都市が著しく発展してしまった現代の鉄道の難しさが、こんなところにもあるようです。

で、ガードの写真を撮っていたら、こんな時に来るなよな、黄色い京浜急行。

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さらにその先。右手は横浜では老舗に入る「角平(かどへい)蕎麦店」

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そのすぐ先の線路に、古い階段がつながっている場所があります。解りますでしょうか。奥の側にスロープになっている部分が階段です。

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実はここが、昭和18年まで使用されていた平沼駅の跡です。ホームに上がることはできませんが、京浜急行でも保存活動を続けていて、昔の姿がとどめられています。帰り道の電車の中から見た平沼駅跡は、このような感じ。

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 普段、何も気にしにて電車に乗っていると、なんとなく通過してしまうわけですが、少し鉄道の歴史にも興味を持っておくと、電車に乗ることが面白くなってくるものです。それにしても、横浜を出て、数百メートル(ウィキペディアには0.7kmと書かれてありまいた)の距離に駅があったわけですから、昔の電車は現在の路面電車と同じような間隔で、駅が設けられていたということになります。その先には、こんな風景もありました。

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横浜~戸部間というと、線路の脇までマンションが密集しているというイメージもありましたが、小さな戸建てが密集しているところもあるのですね。電車に道路にと、少し音がにぎやかかもしれませんが、音に慣れてしまえば、案外住みやすいかもしれません。なんといっても、横浜駅まですぐの場所です。その先で、また川を渡ります。
自分が知らなかっただけ、といえばそれまでですが、こんな静かな風景も残っているのですね。

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その先が戸部駅です。今日の散歩はlここまで。
ガードに駅名と行先案内を書くのも、京浜急行のスタイル。行先に「南房総」と書かれているのが(信号機に隠れてしまっていますが、右端に書かれているのが「南房総」)、京浜急行ファンとしては、「ぐっと来る」ところです。これは久里浜からフェリーに乗って、金谷から南房総に向けるというもの。私の記憶では、昭和中期からこの案内が書かれていました。クルマの台頭で、フェリー経由のこのルートも、昔ほどの神通力は備わっていない感もありますけれど、昔ながらのスタイルにこだわるのも、京浜急行流。そんな気がします。

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下の写真は、やはり帰りの電車から見た鉄橋の風景。お母さんが乳母車を止めて電車を見ていた鉄橋です。電車の中からだと、ほんの一瞬にしか見えないものですね。でも、窓の外には、小さなドラマがたくさん転がっています。

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台風も絡んでずいぶんと雨が降り続けましたが、横浜は夕方にいったん雨が上がったので、カメラを持って外に出てみました。とはいえ、撮影名所まで出向く時間でもなく、横浜駅東口の側で、京浜急行の撮影をしてみました。技法的には、この前の江ノ電と同じ感じです。アップの前に、フォトショップで青を濃くしました。実際には、ここまではきれいに見えません(笑)。

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(横浜~戸部間)

 三脚を広げているうちに、また雨が落ち始め、勤め帰りの人は傘をさして駅へと向かっています。そんな中でひとり、傘をささずに線路の方ばかり見ているのも、なんだか寂しい構図でした。写真としては、このほかに、カラーバランスを変えてみたり、露光時間を変えてみたり、流し撮りをしてみたりと、いろいろな撮影方法が試せ、なにしろ夕方のラッシュ時間ですから次々に列車はやって来るので、失敗を気にせず、いろいろなことが試せます。

 このブログにも以前書いたかもしれませんが、学生時代に読んだ浅井慎平さんの本に、「フィルム代がなくても、フィルムをカメラに入れずに写真を撮る練習をしろ。それが素振りになる」と書いてあって、でも、それも何だか辛い作業のような気がして、実行はできませんでした。

 そこへ行くと、現代のデジタルカメラは、感材費は気にせずに撮影ができるのですから、もっともっと様々な表現方法にトライされるべきだし、しなければいけないと思います。

 車での帰り道、次はどこで撮ろうかと、すこしキョロキョロしながら走り、1、2カ所、行ってみたいなと思う場所を見つけました。家の近くですから、いわゆる名所ではありませんけれど。このロケハンは、楽しい作業となりました。