大井川鐵道から「春の大鉄まつり」での、井川線関連のイベントが配信されました。
千頭~川根両国間は、短い距離でしかありませんが、頻繁運転が楽しいところです。
千頭まで行く機会があれば、ついでにちょっと乗ってみるという楽しみ方もありそうです。

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大井川鐵道株式会社(本社 静岡県島田市 代表取締役社長 伊藤秀生)は来る3月に会社創立90年を迎えることにあわせ「春の大鉄まつり」を行います。
「春の大鉄まつり」では井川線に関する行事もありますので、ご案内します。詳細は以下のとおりです。

(車両工場見学&機関車と綱引き)
実施日   平成27年3月21日(土)、3月28日(土)  予約制です
集合場所  大井川鐵道 千頭駅
実施時間  午前の部と午後の部があります。
      午前の部  10時35分~11時25分
      午後の部  12時55分~13時45分
募集人員  各回50名  予約制・定員になりしだい締め切ります。
予約受付  平成27年3月14日(土)まで
参加費   1名800円
内容    千頭駅から井川線車両工場のある川根両国に移動。川根両国の車両工場を見学。裏方の仕事をのぞいてみよう。さらに、井川線ディーゼル機関車と綱引きをしよう。(参考写真があります)

問い合わせ先・予約連絡先
大井川鐵道株式会社 南アルプスアプトセンター
電話  0547-59-2137  FAX  0547-59―2143

(井川線体験乗車)
井川線には乗ってみたいけど時間がかかりそうだし、本数も少ないし・・・というみなさまに。
春の大鉄まつり時には千頭からおとなりの川根両国までの臨時列車を運転。ちょっとだけ井川線を体験してみましょう。
<臨時列車の発車時刻と運転日> 5往復、発車時刻のみ記載、所要片道4分
平成27年3月21日(土)、3月22日(日)、3月28日(土)、3月29日(日)
片道乗車運賃  大人1名 150円   小人1名 80円
千頭 発 川根両国 発
10時30分 10時50分
11時10分 11時30分
11時55分 12時35分
12時50分 13時45分
14時10分 14時50分
このほかに定期列車もあります。

(ひとこと)
2015(平成27)年は大井川鐵道㈱ 創立90年であるとともに井川線 アプトいちしろ~長島ダム(1.5キロ) 日本唯一のアプト式鉄道の開通25年をむかえます。(10月2日) SLばかりではなく、日本唯一のアプト式鉄道のある井川線にも注目してください。

春の大鉄まつり 全体に関する問い合わせ先
大井川鐵道株式会社 営業部
電話  0547-45-4112  FAX  0547-45-4116


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大井川鐵道から、新たなプレスリリースが配信されました。
今回は3月のイベントの案内です。

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大井川鐵道では創立90年を記念して3月に「春の大鉄まつり」を実施していきます。詳細は以下のとおりです。


(営業用SLを4両保有する大井川鐵道だからこそできる重連運転)
営業用蒸気機関車(SL)を2両つないで運転する「重連運転」を実施します。2両のSLの力の競演、音の共演をお楽しみください。
運転日・時間は以下のとおりとなります。
平成27年3月7日(土)、3月8日(日)
新金谷駅発  11時52分 (千頭駅着 13時09分)
千頭駅発   14時53分 (新金谷駅着 16時09分)
 新金谷~千頭の運転です。
 使用機関車は当日までのお楽しみです。
 ご乗車には運賃プラスSL急行料金(大人1名 800円  小人1名 400円)が必要です。
 同日、新金谷駅もしくは千頭駅から重連列車にご乗車いただいた方には「SL重連運転 記念券」をプレゼントします。2日間の重連列車にご乗車の方のみのプレゼントです。

(サンキュウ バーベキュー実施)
SL列車に乗って千頭まで。昼食はバーベキューをみんなでにぎやかにというプランです。
(商品名  SL列車に乗ってみんなでバーベキュー)
創立90年はみなさまのおかげ。「ありがとう90年」から大人の販売価格を3,990円としました。
旅行日   平成27年3月21日(土)、3月22日(日) 日帰り・予約制
旅行代金  大人1名 3,990円  小人1名 2,990円
      (金谷・新金谷からの往復運賃<行きのSL急行料金を含む>、昼食代、保険代)
募集人員  各日 100名(満員になりしだい締め切ります。2名様以上でお申込みください)
集合場所  JR利用者  大井川鐵道 金谷駅
      マイカー利用者  大井川鐵道 新金谷駅
集合時間  両駅とも午前10時50分
お問い合わせ・お申込みは大井川鐵道㈱営業部まで(電話  0547-45-4112)

(ふだん見ることのない乗り物が千頭に集結 乗り物大集合)
大鉄まつりではふだんあまり表に出てくることのない保守用車両を中心に大鉄のはたらくくるまを千頭駅に展示。ふだんは裏方のはたらくくるま、ちょっと知ってみませんか?
実施   平成27年3月21日(土)、3月22日(日)、3月28日(土)、3月29日(日)
場所   大井川鐵道 千頭駅構内
時間   10時~16時
千頭駅入場料  1名150円

<主な展示車両>
ウニモグ  線路上を走ることもできるし、公道も走ることができる。軌道走行用ローラーをつけた車両。(参考写真があります)
高所作業軌陸車
      実施日の10時~12時。13時30分~15時には実際に高所作業車に乗ることができます。千頭駅を高さ4メートル~5メートルの高さから俯瞰してみましょう。
乗合バス  大鉄って乗合バスもあります。実施日の10時~12時。13時30分~15時にはバスの運転席に座って写真を撮ることもできます。
その他、トーマスミニSL、レールスター(保線用自転車)の体験乗車ができます。(乗車料金1回 100円)

各催し物についてのお問い合わせは
大井川鐵道株式会社 営業部まで
電話  0547-45-4112  FAX  0547-45-4116

(ひとこと)
大井川鐵道は規模の小さい企業ですので創立90年といっても派手なことはできません。なので、手作りのイベントをできる限り考えてみました。乗り物大集合はふだん表に出てこない「はたらくくるま」を集めてみました。おもてに出てこない「はたらくくるま」を少しでも知ってください。みなさまのご来場をお待ち申し上げます。

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長くなりましたが、と、いうことです。
「小さい企業」と仰っていますが、私たちの方に視線を向けて、イベントを次々に開催してくれる積極的な姿勢は◎だと思います。応援してゆきたいものです。

最近、マスコミが「葬式鉄」なる言葉を使い始めました。なくなろうとしている車両、列車、駅などの最後の姿を見送るために、現地に繰り出すファンのことを差している言葉であるようです。

長く鉄道に親しんできた人であれば、この現象はいまに始まったことではなく、もう何十年も前から、続いているということを知っていると思います。私自身は、怒号が飛び交う中に身を置くことがいやなので、最終日などに出かけるくらいなら、最初から出かけないことにしていますが、ファンの気持ちはよく解っているつもりです。

私にとって腹立たしいのは、とにかく誰か悪者を見つけて、批判するマスコミで、これは東京駅の100周年記念の時にも感じたのですが、近年になって質が悪くなっているのは、「マナーを知らないファン」ではなく、「言葉の使い方を知らないマスコミ」であるということです。ファンの心情に思いを至らせることなく、性急な言葉で悪者扱いする。大きなメディアほど、何を書こうと記者の身分が守られていますから、記事の書き方が安易になっているという印象があります。

葬式鉄といっても、それは自分の気持ちのためにやっていることであって、それをメシのネタにしている方が、考えようによってはよっぽどタチが悪い。それならいっそ、それを扱う新聞の方も「葬式新聞」と自称した方が、中身が解りやすくて良いのではないかしらん。

「今の」マスコミは格好悪いと思うことしきり、なのですけれどね。


パシフィコ横浜で開催されている「CP+」、カメラと写真映像のワールドプレミアショー2015に行ってきました。写真関連の、さまざまなメーカーが、さまざまな最新のアイテムを発表していました。大手メーカーの最新機種や、現役プロカメラマンのトークショーに触れることができるのが、大きな愉しみ、勉強となるショーなのですが、今年は鉄道模型のレイアウトも2台ほど展示されていたので、そのうちの一つをここに紹介します。

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レールや、走行システムはLGBというブランドのものを使用し、レイアウト本体の制作は、スタッフ2人が10日間で仕上げたのだそうです。ほかに、建物や鉄橋などは、プロショップの協力も仰いだのだとか。
会場で、鉄道カメラマンがトークショーなどを行うことに関連づけて、この模型が登場したとのことですが、自身がモデラーであるスタッフが作ったレイアウトであるだけに、細部まで手が抜かれることのない、きめ細やかな仕上がりを見せています。写真や、鉄道が好きならば、是非、出かけてみて下さい。入場料は一般1500円、明日まで開催されています。

もちろん、写真関連の展示はにどころがたくさん。新鋭機種や、フィルターを駆使しての、さまざまな作品は見応えがあり、写真美術館顔負けの、秀作がずらりと展示されていました。

昨日は、お寺に参ってきました。
東海寺。と言っても、愛知にはありません。最寄り駅は京浜急行の新馬場。都会の、本当に片隅の、マンション街の谷間に残されたようなお寺で、参拝する人もいなければ、門前で立ち止まる人もいませんでした。写真でもある程度解るかと思いますが、荒れてこそいないものの、活気のようなものは感じられませんでした。

先ほどまで読んでいた山田風太郎の『柳生忍法帖』の、その前編で、主人公でもある7人の女性が、仇討ちのために武術の鍛錬をしたというお寺で、そのお寺見たさに出かけたのですが、その設定は山田風太郎が作ったフィクション。で、その7人の女性と、これに手ほどきをする柳生十兵衛の、後ろ盾となっていたのが、この寺に身を寄せていた沢庵和尚という設定なのですが、この寺に沢山和尚がいたということと、和尚と柳生十兵衛が知己であったということは史実とされています。


このお寺には、井上勝の墓、島倉千代子の墓があること、それから沢庵和尚の墓があることでも知られ、そちらもまわってみました。沢庵和尚の墓は、日本の鉄道の父のそれよりも、お千代さんのそれよりも、何倍も大きかった。その時、一人でお千代さんの墓を掃除していた女性の話では、昔のこの一帯は、すべてこの寺と、品川神社の領域であったそうで、きっとそうなのでしょうね。境内には何町歩もの山林が広がっていたはずです。だからこそ、ここが武術の鍛錬の場にもなった。本を一冊読むだけで、こんな小さなお寺を見る目がまったく別物になるわけで、自分の読書量の少なさが、ほとほとイヤになるのは、こんな時です。

で、お寺から家に帰ってからは、残っていた後編を1冊読み終わりました。前半はいかにも冒険活劇といった展開のこの小説は、後半は、結構ドロドロとしていて、カッスラーの作品に匹敵するかのごとき活劇であるはずなのに、いまの私がなにやら吐き気すらしているほどなのは、文庫本496ページを、一度に読んだから、だけではないようです。
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少し時間が経ちましたが、「北斗星」に乗ってきました。テレビ番組「新・みんなの鉄道」の取材で、私は、カバン持ちのような仕事。制作会社さんのご厚意で、プラチナ切符の列車に乗ることができました。

発車前の上野駅ホームで、車掌さんと話す機会があったのですが、「1年前は閑古鳥だった」というのが、その車掌さんの「北斗星」への評価。「なくなる間際だけ騒がず、毎日乗って欲しいですよね」と申したところ、「毎日、乗る列車でもないだろうけどね」とのお返事でした。

取材であるがために、食堂車には行けなかったのですが、予約なしでも利用できるパブタイム、朝食は長蛇の列だったようです。あるいは車内限定販売のお土産も、「希望者が多い場合は、ジャンケン」とのアナウンスで、嬉しくもあり、悲しくもあるといった様相でした。

そういえば、九州では豪華クルージングトレインとして「ななつ星in九州」が、変わらない人気を保っているようですが、この列車にしても、子細に検討すると、必ずしも大きな黒字を生み出しているとは限らないという噂も耳にします。そうでしょうね。材料のコストや、スタッフの手配、あるいは警備まで含めれば、相当な費用がかかっているはずです。それでも運転が続けられるのであれば、それはJR九州の、鉄道会社としての姿勢をアピールする、格好の存在となることでしょう。

それであれば。
「北斗星」や「トワイライトエクスプレス」などの、寝台列車も、それに準ずる存在として、残して欲しいものです。「ななつ星」が魅力的な列車であることは間違いないのでしょうが、しかし、利用料金はあまりにも高く、何より切符の入手が困難です。乗りたいと思っても乗ることができない。

「北斗星」のような列車であれば、誰もが自由に乗ることができます。ゴールデンウィークなどには、切符の入手が大変になるかもしれませんが、それでも「ななつ星」とは違い、思い立てば乗ることができる。JR西日本や、東日本が、「ななつ星」のような列車の運転を計画していることも耳にします。これをまた、乗りたくても乗れない列車としてしまうのであれば、「北斗星」「トワイライトエクスプレス」などを残し、それをいま一度シェイプアップさせて、豪華列車に仕立ててれば良い。

鉄道が、飛行機に遅れを取るようになって、ずいぶんと時間が経ちました。スピードでかなわないのであれば、飛行機にはないゆったりとした空間や、趣向をこらしたサービスを提供して、その魅力をアピールする。豪華列車の運行が大きな黒字を生み出さないとしても、それは「ななつ星」などでも同様なのであれば、同様のサービスを、定期の列車で提供すれば良いではないか、ということです。

鉄道会社の仕事は、列車を運転して、乗客に利用してもらうことです。
昨今の鉄道会社各社の「迷走」ぶりを見ると、お客様に喜んでもらい、また乗ってもらうようにするという、いちばん基本的な部分を、もっともっと大切にして欲しいと感じます。

これ、間違ってませんよね。

出先にブックオフがあったので、立ち寄ってみた。山田風太郎のエッセイがないか探したのだけれど、ない。忍法帖のシリーズが数冊あるだけで、食指が動かなかったものだから、林芙美子の随筆集を買う。

読んでみると、大したことはない。あれだけの文筆家が書いたものを、私がこう言うのも気が引けはするのだが、解説にも「小説の合間の随筆には、内的な使命はなかった」ということが書かれてあって、納得もしたし、この読み手の確かさにも、感心させられる。

道は、まだ、遠いのだろうなあ。
だから、歩き甲斐があるのだと、思おう。


引き続き、大井川鐵道発の情報です。

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大井川鐵道㈱では来る3月21日(土)、3月22日(日)に行う「SL列車に乗って みんなでバーベキュー」を行います。
商品の詳細は以下のとおりです。

旅行日   平成27年3月21日(土)、3月22日(日)  日帰り・予約制
旅行代金  大人1名 3,990円  小人1名  2,990円
      (金谷・新金谷からの往復運賃<行きの片道SL急行料金を含む>、昼食代、保険代)
募集人員  100名(満員になり次第締め切ります。2名様以上でお申し込み下さい)
集合場所  JR利用者     大井川鐵道金谷駅
      マイカー利用者   大井川鐵道新金谷駅
集合時間  両駅とも午前10時50分
お問い合わせ・お申し込みは大井川鐵道㈱営業部まで
(電話  0547-45-4112)

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これは激安価格の設定だと思います。
サンキューという言葉に引っかけて、この価格が設定されたとのこと。
春分の頃の週末。気軽に出かけることができる季節のイベントです。
満員になるといいな。



1月30日大井川鐵道発信の情報です。

大井川鐵道株式会社は1925(大正14)年3月10日創立、今年で創立90年をむかえます。
大井川鐵道ではさまざまのご支援の声にお応えすべく、さまざまな記念行事を実施していきます。
第一弾はSL重連運転です。


運転日・時間は以下のとおりです。
平成27年3月7日(土)、3月8日(日)
新金谷駅発 11時52分 (千頭着 13時09分)
千頭駅発  14時53分 (新金谷駅着 16時09分)
 新金谷~千頭の運転です。
 使用機関車は当日までのお楽しみです。
 ご乗車には運賃プラスSL急行料金(大人1名 800円 小人1名 400円)が必要です。
 同日、新金谷駅もしくは千頭駅から重連列車にご乗車いただいた方には「SL重連運転 記念乗車券」をプレゼントします。2日間だけの限定プレゼントです。

(あなたがSL重連列車の出発をお手伝い、参加者を募集します)
平成27年3月7日(土)の新金谷駅発 SL重連列車発車前に運転のための最後の準備をサポートしていただける方を募集します。
具体的なサポート内容は
 蒸気機関車の先頭に記念ヘッドマークを取り付け
 当日の運転士に辞令交付   の2点です。
お願いしたいのは2名~4名。
お申し込みは郵便ハガキに応募者(代表者)の氏名、年齢、性別、住所、電話番号を記入して下記住所までお申し込みください。
〒 428-8503
  静岡県島田市金谷東二丁目1112―2
  大井川鐵道株式会社 営業部 お手伝い 係まで
  応募締切 平成27年2月18日(水) 必着
  応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
当選者には郵便にて通知をいたします。残念ながら選にもれてしまった方への通知はいたしません。ご了承ください。
特典として同日のSL重連列車往復にご招待いたします。
(お願い)
大井川鐵道 新金谷駅までの移動についての交通費・宿泊費は当選者様でご負担ください。

同日以後、創立90年の記念行事を続々と行います。行事は決まりしだい発表していきます。お楽しみに。

上記の件についてのお問い合わせは
大井川鐵道株式会社 営業部
電話  0547-45-4112  FAX  0547-45-4116  まで


とのことです。蒸気機関車を間近で見て,触れることができるのは,大きな愉しみとなるのではないでしょうか。
富士山駅から乗ったバスを降りたのは忍野の入口の近く。
今夜は民宿泊まりです。
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セイコウ荘さん。
民宿が面している道路からは,富士山が,どかーんと見えます。
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富士山は,もちろん,部屋の窓からも存分に楽しめました。
部屋は,民宿ですから,ごく普通の和室で,我が家ではいまコタツを使っていませんから,コタツに入って,本を読むのが楽しかった。

さて,お約束の夕食ということになるのですが,すみません,いま,夕食と朝食を撮影した画像を納めたファイルが行方不明なのです。すみません。

民宿とはいえ,食事はボリュームたっぷりでした。特に,夕食のビーフシチューと,朝食のプレーンオムレツは美味しく,あれはご主人が,ずいぶんと研究したのではないかと思います。2食とも,和洋折衷だったのは,お洒落なホテルでは味わえない楽しみでした。温泉旅館に比べれば,お風呂が小さいことが,民宿や,駅前旅館の共通の性格ではありますけれど,その代わり紋切り型ではない会話が楽しめるのが,このような小さな宿の楽しいところです。

翌日は,朝から雨。窓を開けても,富士山は雨雲の中に隠れていました。本当は,ゆっくりしたいところなのですが,翌日の朝までに済ませなければならない仕事もあり,濡れ鼠の散歩というのも気が進まない話なので,この日は退散することにしました。宿のおばちゃんには,天気の良い時を見計らって,また来ることを約束します。

「ぜひ,そうして下さい。桜の季節も良いですよ」とのこと。
私が,横浜から電車で来て,電車で帰ることを告げると,少し不思議なお客さんということになりました。
それは確かにそのとおりで,横浜からであれば,忍野まで,クルマ利用ならば半分の時間と,半分の費用でここまで来ることができるのです。もちろん,クルマの維持費まで勘案すれば,決してそのようなことにはならないのですが,当面の出費ということであれば,見事にそういうことになります。

それであれば,鉄道の魅力というのは何なのだろう?運転操作や,渋滞からは解放されるものの,それだけのことでは,クルマの利便性には勝てないかもしれない。それでも地方のローカル線は,どこも経営的には苦境に追い込まれているのですから,地域であるとか,地方自治体,あるいは政治まで含めた社会の枠組み作りについて,皆がもっと工夫を,本気で,しなければならないだろうなと,そのことは,帰りの電車の中でも,ずっと考えさせられたのです。