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先日の九州取材で立ち寄った「九州貨幣博物館」に展示されていた「西郷札」の写真をアップします。

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急いで撮った写真なので、ガラスの映り込みが除去されていない点はご容赦を。
寒冷紗という布で作られた貨幣で、見ての通りの質素、というよりも、粗末な貨幣です。同時代の貨幣には粗末な造りのものも少なくないようですが、軍票などでもそれなりの威厳が保たれているようで、この「西郷札」は、やはり見劣りのするものではありました。

西南戦争で経済が逼迫した薩摩藩は、この私的な貨幣を流通させることで、経済の立て直しを図ったわけですが、戦争の終結後は、貨幣価値が暴落し、この貨幣を貯めていたところは没落したと、これは前にも書きましたけれど。

博物館があったのは、鉄道ファンには有名な筑後川の昇開橋から徒歩5分ほどのところ(福岡県側です)。もし、橋の撮影に行く機会があれば、是非、立ち寄ってみて下さい。このようなものを見るだけでも、歴史観が変わること、請け合いです。そして、自分の不勉強さを恥ずかしく思ったり。

こうして考えてみると、私たちの人生というのは、本当にはかないものです。色々なことに気がつかないでいるうちに、あっという間に終わってしまうような。でも、だからこそ、一生懸命生きることに価値があるわけだし、勉強が楽しいわけです。

と、そんなことを思うようになることも、旅に出ることの効用。って、これは何回も同じことを書いてますね。すみません。昇開橋ともども、もう一度、ゆっくり訪ねてみたいものです。


Eiji Ikeguchi

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