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そんな訳で、それではブリ大根とはどのような料理であるのだろうと、ネットを見ましたところ、つまりまあ、ブリのうまみを大根に吸い込ませるのが勘所であるようです。実は、私、打ち合わせ会の当日は、大根だけ食べてブリを食べなかったのであります。

あ~、なんともったいないと言われそうですが、鍋の蓋を取った瞬間、あ、ちょっと生臭いなとも思いまして。あの匂いをよしとするか、および腰になるか、そのあたりブリの好き嫌いの分かれ目なのかもしれません。私の隣に座ったイモトさんは、「目玉まで食べちゃったあ」と言っておりましたので、ま、ブリにとっても幸せなことであったと思います。

で、ネットには「これぞ男の料理」などと書かれていまして、この「男の料理」って、何だろうと思ったりしたわけです。要は、少し荒っぽい作りでも、がつがつ食べられて、あまり上品ではないけれど、そこそこ美味しい、というようなものであるようです。

ブリ大根は、あれ、手間かかると思うぞ。

簡単に作れそうな料理って、いろいろ思い浮かびますけれど、実際にこの文章を書きながら思い浮かんだのは、目玉焼きをご飯にかけて、醤油なりをかけて食べるという奴。思えばこれ「ハチクマライス」というやつで、食堂車のコックさんが、車掌さんの賄いに作る定番でありました。大宮の鉄道博物館でも、レストランのメニューになっているけれど、あれ、ちょっと豪華かな?中華丼より値段が高かったりするし。

よく、海辺の料理屋で、漁師鍋なんてありますけれどね、あれも本物の漁船では食べないと思う。本多勝一さんのルポには北洋の漁船の食事が描かれていましたけれど、ま、とにかく時間をかけないで作る。鍋にタラを切り落としていって、味噌を投げこむ、みたいな。
個人的には、それぞれの食事の描写を初めて読んだ時の印象としては、北洋の漁船の食事より、ブルートレインのハチクマライスの方が美味しそうだった。何故なのだろう?
漁師さんよりは、車掌さんの方になりたかったという気持ちが、少しだけ働いていたのかもしれない。
やっぱり、ブルートレインの車掌さんって格好良いと思うし、今でも憧れが、少しはあるもの。
大変な仕事らしいけれど。

で、いままで読んだ中でいちばん美味しそうだった賄い料理は、マグロ漁の遠洋漁業の漁師さんが、自分達だけで食べるトロというやつで、でも、美味しそうなのだけれど、どれくらい美味しいのか想像できない。あまりに縁遠いし。ブルートレインの車掌さんというのは、時々会えるから憧れることができるのでしょうね。


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先日は、そのような訳で、ブリ大根を巡る攻防があったのですが、当日の幹事氏からメールを頂きました。

何でも
「ありがとうございました。旅日記の方に『場所がかわったのならメールくらいいれとけ、このアホ、ボケ、カス、タコ』とありましたが、たしかにそのとおりでした。気配りが足りずご迷惑をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。仕切りなおしまして気持ちのよい打ち合わせ会をしたいと思います。」

とのことです。

いや、何もそこまで言うつもりは毛頭ありません。言わんとすることは大体その方向ではありますけれど。
それにしても、こうしてきちんと返信してもらえるのだから、何よりありがたく、次の「気持ちのよい打ち合わせ会をしたい」という件に期待してしまうわけです。次はブリより、カンパチの方がいいかな~なんて思ったりして。でも、こうして、より良い意志の疎通ができるのですからブログも捨てたものではありません。デジタルさまざまです。

そういえば、まだ「パソコン通信」なるものが立ち上げられた頃、私もこれにずいぶんとはまりました。仕事から家に帰って、ほとんどの時間はこれに費やしていた気がします。通信仲間同士、じゃ昔は何をやっていたのだろう?読書かな?な~んて言っていたのが昔の話。まさかこんな時代になるとは思いませんでしたし、たぶん、ビル・ゲイツさんだって思っていなかったでしょう。

じゃ、あと少ししたらどうなるのでしょうね?「あの頃はブログなんかやっていて、結局、時間を無駄したよなあ」とか、今を振り返りながら、そう言っていそうな気がする、経験則的に。

それならば、ずっと不変のブリ大根と、それを囲む夕べの方が、めまぐるしく変貌しているデジタル機器より偉いのだろうか?
凄く難しい問題です。



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