昨日、今は使われていない駅の話が出ましたので、もう一つ、今は使われていない駅の写真を探してみました。
旧・国鉄広尾線の幸福駅です。

こうふく

2009年の撮影ですから、少し古いのですが、今でもそんなに風景は変わっていないと思います。
この駅が主人公となった「幸福行きの切符」がブームになったのは、1973年のことでした。昭和48年。
この年、私はといえば、高校2年生でしたから、いちばん鉄道旅行に憧れていた時代。
でも、何となく、ブームには馴染めない気持ちも抱いていました。私より少しだけ年上の世代が、華やかな北海道旅行を演出していたのが、何かこう、いやだったのですね。そこで男女の出会いがあるような。うん、硬派だなあ。

ともあれ、「幸福行きの切符」は、ウィキペディアによれば、その頃の4年間で1000万枚売れたのだそうです。これはもう社会現象ですね。

今も、駅舎はこのように残っていて、帯広空港からも近い、ちょっとした観光スポットになっています。皆、観光バスや自動車で来ているのですね。自動車で来ている人には「花畑牧場と組み合わせで」という人もいました。

鉄道が姿を消して久しいのに、車で数多くの人が訪れているのは、本当に不思議な現象です。同じような風景は、奥羽本線の峠駅や、肥薩線の嘉例川駅でも目にしました。利用する人がいないから鉄道が廃止されてゆくわけですが、こうして多くの人が訪れているのは、何かしらの愛着、郷愁が抱かれているからであろうし、現代の鉄道は不思議な存在になってしまいました。

それでもまあ、これだけ多くの人が訪れているわけですから、駅にとっては幸福なことと言えるのかと思えます。


こうふく2



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17時~18時頃の更新になるかと思います。
少々お待ち下さい。



にらめっこ


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