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おしつまったこの時期は、さすがに仕事の催促もなく、「冬休みの宿題」はいろいろとあるのだけれど、今日はのんびりさせて頂きました。昨日までは、「新春は1月3日から平常通り営業しています」と仰った、量販店みたいな編集さんもいて、仕事ができる人は、予約が早いです。

私はといえば、ここ2~3日は、iPhoneのシステムアップに時間を割いており、OSの更新だとか、アプリのダウンロードだとかばかりやっていました。

今日(正確には昨日)は、いろいろダウンロードしているうちに「湯けむり温泉郷」という、温泉旅館の育てゲーにはまってしまい、気がついたら6時間くらいプレイしていた。お陰で、今、首は痛いし(ずっと下向いているからね)、目はショボショボしてディスプレイの文字は二重に見えるし、温泉旅館の拡張に打ち込んでいると、早死にしてしまいそうな気がします。

でも、このソフトもよくできている。まず、好みの名前をつけてシンプルな建物を建て、それを徐々に建て増しして、お風呂や、食堂や、お土産物店や娯楽室を作ってゆく。若いOLさんをターゲットにしたいなら洋室、年配の人をターゲットにしたいなら和室を重点的に作る。宣伝をして、環境の良い部屋は料金を高くし、経済的に余裕が出来たら、さらに拡張するなり、高級路線に切り替えたりと、いろいろな選択肢が用意されている。その中をお人形さんのようなお客さんが勝手に動き回り、勝手にお金を使ったり、勝手に満足したりするという具合。ゲーム中には、温泉専門誌というものが登場し、プレイヤーが作った温泉旅館を評価して、相応の賞金もくれる。この展開は、プレステのソフトにもなった「テーマパーク」の温泉版というところだけれど、こちらのゲームの方が、あれよりも少しほのぼのとしている印象。

私、この手の、切りのない育てゲーは結構好きで、これまでにもずいぶんやったなあ。「テーマパーク」「タワー」「A3」…。「シムシティ」「シムアース」あたりは不思議と縁がなかったけれど、他にもきっとずいぶんいろいろあるはず。費やした時間の累積を思うと怖くなるけれど、それは見ないでおいて。

それにしても。こうして振り返ってみると、昔(と言っても25年くらい前)のソフトの多くには、どこか間の抜けたところがあって、でも、今にしてみれば、そこにも味があった。最近のソフトはグラフィックは凄いが、シナリオには妙味がない。

きょうはまった単純なアプリには、パソコンに初めて出会った頃の懐かしさみたいなものも感じられて、それもあって、あれだけはまってしまったのだろうなあ。そういえば、相田洋さんのルポルタージュ「新・電子立国」には、あの頃の事が詳しく書かれていた。あの頃は、私たちも、それからソフトの作り手も、皆、パソコンという新しいツールとの出会いに夢中になっていた。遊ぶ方も、作る方も、眠るのがもったいなかった。相田さんの本の中には、札幌のハドソンソフトは、会長が鉄道好きでC62にちなんで、会社の名前がつけられたとか、徳島のジャストシステムは、初めてシステムが売れた時に、ご夫婦で号泣したとか、そんなことも書いてあったっけ。

あの頃のことをもう一度思い出すことができて、また、頑張ろうと、気落ちを新たにできたのだから、きょうのゲーム代だって、安いものでした…

↑というのは、今、無理矢理こじつけた言い訳です。わが最愛の旅館「旅の宿 大三元」は、まだまだゲーム中の専門誌からの評価が低くて困っているのだ。臥薪嘗胆。捲土重来。とか何とか。


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