中古で買った愛車のフィットが車検を迎え、自動車屋さんに持っていきました。

先月から今月にかけて、かなりの物いりで、果たして費用が幾らかかるものか、戦々恐々としての車検であります。

実は、この車、今年の冬に一度、ごく軽い正面衝突をしており、その時は、何事もなく走り、それからも無事走り続けていたのですが、一度、別件でボンネットを開けた時に、車屋さんから「ボルトが飛んでいるので、一度、点検した方が良いと思います」と言われていました。でも、普通に走るし、何しろ忙しかったので、ついそのままに…。

「1時間半くらいしたら携帯に見積もりをお知らせします」と言われて車屋さんを出て、その連絡が2時間しても来ない。

やっぱり、衝突が響いているのかな、と不安な気持ちになり、「シャーシがゆがんでいますので」などと言われて20万円とか30万円とか、言われるかもしれないなあ、と、そんな気持ちになりました。

これがまあ、普通の時でしたら、それくらい何とかしたるわい、と思うのでしょうが、何しろ、スーパー物いりでありまして、費用があまりかかるようなら、廃車だな~と考えました。

カメラマンの先輩に、「池さん、物いりだろ。経費を減らせよ。車をあまり使うな」ともアドバイスされていまして、その先輩(個人でスタジオを所有しているほどの一人前の人)も、車は手離したのだとか。

「都内を車で移動しても効率が悪いし、駐車場代が実は相当にかかっている。そういう費用って、請求し辛い。コストも電車で移動した方が安いし、車検だとか、消耗品の取り替えも、目に見えないけれど、実は大きい」とも。

昨晩は、仕事仲間のライターさんから「私の知っているカメラマンも、デジタルになってから、車に乗っていない」と教えてもらった。

これも思い当たります。昔は、先ほど名前を出したスタジオに撮影に行く時は、4×5(しのご)という巨大なカメラを持ち、他に、ブローニー判カメラと35mmカメラも用意しましたから、車無しでは撮影が不可能でしたが、今はデジタルなので、ボディ2台、レンズ3本ですべて事足りてしまいます。これなら小さなカメラバックで十分で、「電車があるうちに撮影を終了する」ことさえ遵守すれば、車は不要です。

そうであれば、これを機に、車に乗るのを止めようかなあ。と結構真剣に考え、「今は車社会と言われているけれど、本当に車がなければ生きていけないのか」を検証してみることは必要かもしれない…などと考えておりました。

30万円くらいかかると言われたら、廃車の費用を聞こうかなあ、と。

そうしているうちに、携帯に電話が。

「遅くなってしまいすみません。車検の見積もりなのですが…。10万キロ近く乗っていらっしゃる車なので、多少費用がかかります」

(で、幾らなのだろう?)

「見積もりなのですが11万2千円ということで」

すごくほっとしたので、つい気が大きくなり、あとは、消耗品のことなどもホイホイOKしてしまいました。

そんな訳で、「車を失ったものが、けれどもどう生きて行けるか」という人体実験は、つい先延ばしになり、これもちょっと残念な気持ちではいるところです。

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午後の早い時間までに原稿を1本書き終わって、気晴らしに書店へ。

立ち読みをしていると、隣に立っている人が、今月私が記事を書いた月刊誌を立ち読みしています。

私の記事は、本の真ん中あたりなのですが、その人は巻頭の記事を熱心に読んでいる。そして少しずつ本を繰っていきます。

私の記事を読んでくれるのか、どうか?

興味のない記事は一瞬のうちに飛ばしています。

そして私の記事へ。

10秒くらい読んで、次へ移っていきました。

ううむ。駄目なのでありましょうか。でも、少しでも読めば、面白くなるようには書いているつもりなんだけどなー。

私は、その人を「はたきたく」なりました。

私も、別の本を立ち読みしていたわけですが、しかし、気をつけなければいけません。

隣に何気なく立っているのが、その本の記事を書いた人である可能性は、結構高いのですから。


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九州2日めの夜は、ホテルにチェックインしてひと眠りしてから、夕食に出ました。駅前の繁華街を歩きながら、いろいろなことを考え、この程度の悩みは、誰だって皆乗り越えて来ているんだよな~などと、ありきたりなことを考えながら。

小さなラーメン屋さんがありました。昨日入ったお店ほどには繁盛していないようです。よく見ると…

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よく見ると、と言われても、言われないと解らないでしょうが、お店の前に何匹かネコがいます。子猫も2匹。これはすぐに物陰に隠れてしまいましたけれど、写真の左に写っている人も、ネコを可愛がっている人です。

私も、持っているカメラでネコを追ってしまいました。何回もパシャパシャ写真を撮ってしまったので、なんだか申し訳なく、このお店に入ってしまったというのが、2夜続けてラーメンの経緯であります。

ラーメンの味は昨日のお店より、少し古い感じ。こちらの方が好きな人もいることでしょう。

替え玉も何も頼まず、店から出ると、隠れていた子猫が出て来ました。

さっそく撮影。まさに看板ネコなのでしょうか。ちょっと嬉しい気分です。

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この子の一生もきっと幸せでありますように。俺も、あまりクヨクヨしていないで、頑張らんとな~などと、少しほっとして、そんな気持ちにもなれたのでありました。

まだ九州におります。

一昨晩の夕食は、またもラーメンでした。だって駅前の店なんて、みんなチェーン店なんだもん。それならねえ…。

しかし、これでいいのか?日本?

で、実は、昨晩の夕食も、またラーメンでした。

何が悲しくて、そこまで??

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昨晩泊まったホテルの部屋からの眺めです。駅前の音が結構色々聞こえてきたことが、意外と言えば意外でしたけれど。

ホテルをチェックアウトして、駅を探してしまいました。すぐ脇が改札なのに駅前に出でキョロキョロしてしまった。慣れない宿には…ということでもないのでしょうけれど。

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小倉に来ています。

まだ、ちょっと暑い。

駅前で昼食。昔はここに鉄道模型のお店があったのだけれどなあ。

そんなわけで、すったもんだの信越線旅行は、駅弁を食べてとにもかくにもハッピーエンドとしましたが、最近は駅の立ち食い蕎麦が減ったなあ、と、そんなことも感じました。

昔は、あの立ち食い蕎麦が、結構な神通力を発揮する時もあり、日ノ出町駅の夜6時、吹きさらしで食べた上毛地方のあるお店など、もう何十年も経っているのに鮮烈に覚えている情景もあります。懐かしい思い出があるのだから、それはそれで素晴らしいことです。

では、近年の立ち食い蕎麦店の減少のわけを考えて見ますと、私たちの食生活の様式の変化というのがいちばんなのでしょうが、一方で、駅に長い時間滞在する人の数が減っていることが反映されたものと捉えることもできそうです。

まず、車の普及で、鉄道の短距離の利用が減っているであろうこと、列車の運転形態も変わり、連絡がすごく良くなるか、すごく悪くなるかして、蕎麦を一杯食べようという気持ちにはなりつらいことなどが考えられます。

ヨーロッパの鉄道の例を持ち出すまでもなく、駅に人がいて、そこでショッピングや食事もできる、そんな環境も素晴らしいと思います。駅前のシャッター通りはもちろん、駅にいる人が少なくなっていることを感じるのも辛いもの。もう一頑張り、ひと工夫したいところです。

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↑写真はイメージです


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そんなわけで、今回の信越線の取材は、バタバタしたものとなってしまいました。

直江津で折り返し、帰京。四ッ谷ですぐに打ち合わせになるので、直江津駅で昼食を手配。駅弁の「ほたてご飯」です。

↓これ

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実を申せば、前日に直江津駅に到着したとき、駅弁を買うかどうか迷ったのです。ただ、乗り換えの列車まで1時間あったので、1回駅の外に出た。駅弁の立ち売りの人がヒマそうでもあったので、少し心苦しい気持ちもあったのですけれどね。

で、翌日も直江津駅に来ることになったので、「今度は買おう」と。

買って良かったです。美味しかったもの。

直江津駅の駅弁って、マスコミを賑わすようなことはないけれど、この駅弁を食べて、他の弁当も食べてみたいと思いました。

また、直江津駅に行く機会があればいいなと思っています。


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明明後日のブログを書いている池口です。こんなこと続けていると,そのうち,大事なデータを消してしまうような事故が起こる気もします。もっとも,データ消去が怖くて現代が生きられるか!という気もします。純正パソコンが,堂々と爆弾をプレゼントしてくれましたものね~。こっちだって慣れてます。

さて,今回の旅行で何が起こったのか?総括してみます。

まず初日には,午前5時半に家を出て,しかし電車の連絡が悪く,東京を7時半頃の「あさま」に乗りました。長野からは信越本線の普通列車に乗り,新潟までの車窓風景を観察するのが,今回の目的。

直江津に11時前に着き,ここでおよそ1時間の待ち時間があるので,駅前のホテルの2階で昼食を摂り,駅に戻ると,信越本線の列車案内表示が消えています。駅員さんに話を聞くと,「来迎寺付近がネックになって,直江津~長岡間が全面運休」とのこと。待っていても,動く見込みはないとのことで,ほくほく線で越後湯沢に出て上越線で新潟に向かって下さい,とのことでした。

しかし,こちらは信越本線に乗ることが目的で来たのですから,新幹線で新潟に行っても仕方ないわけです。これがポイントといえばポイント。

待っていても「はっきり言って、動かない」わけですから,横浜に帰ってしまうことも考えました。けれど,払い戻しの額は少ないし(出発地まで帰してもらえるのであれば,そうしたことでしょう),出直すのは時間がもったいない。それに,新潟のホテルを予約していたので(廉価なビジネスホテルですが),越後湯沢経由で新潟に行き,当初は翌日の朝イチで帰京して,午後イチから都内で打ち合わせだったものを,集合時間を1時間くらい遅らせてもらい,帰京前の午前中に新潟~直江津間に乗ることにした。

仕事のパートナーに電話してダイヤを調べてもらうと,朝7時半過ぎに新潟を出れば,直江津到着後すぐに越後湯沢行の「はくたか」が来ることが解り,都内着14時で,まさにどんぴしゃです。トラベルミステリーみたい。

新潟のホテルでは,予定より早くチェックインして,さっそく通信環境を活かしながら原稿など書いておったのですが,しかし。

いちばん面白く,かつ効率的だったのは,直江津で運休が決まった時に,即,その場でホテルに入り,翌朝,新潟に行って,帰京するというルートであったと,家に帰ってから気がついたのでありました。

直江津の駅前のホテルでは,ランチはリーズナブルでしたけれど,良質な通信環境は望めません。どちらが良いものか?

ネット予約をしておけば,ホテルは割安ですが,それが今回の,新潟まで行かなければならないという(気持ちの上での)足かせになった部分もあります。先ほどランチを食べていたお客さんが,出ていった15分後に今度は宿泊に来るというのは,面白いといえば面白い。なんだか学生時代の,均一周遊券を使った行き当たりばったりの旅みたいです。

ということは,つまり,今晩はホテルでPCを使って原稿書き,なんてことはなるべく避けるということも,旅の途上での自由度を確保し,旅を面白くするコツなのかもしれないと,そう思いました。こんなことを面白いと書けるのも,あるいは今のうちだけなのかもしれませんけれど。ホテルにLANなんて常識になりつつありますし。


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明後日のブログを書いている池口です。

いま、12日の13時40分ですもん。

結局、越後湯沢から新潟行き新幹線に乗りました。越後湯沢は、はっきり言って、晴れていました。

本当なら、今頃、日本海に沿って走っているはずなのに、なぜ越後湯沢なのか?

「桃太郎電鉄」をやっている気分です。

でも、お客さんの案内に、車掌さんも、駅員さんも必死です。

そういえば、直江津駅では、駅員さんが、「運休区間内で立ち往生している列車もある」と言っていました。

閉じ込められなかった私は、ラッキーだったのかもしれません。