今、「トワイライトエクスプレス」の車内です。少し前に金沢を出たところ。窓の外は夏。

のんびりとした足どりの列車は日本という国の美しさを再確認させてくれます。

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これは先日にアップした門司港駅の駅舎とは別の日に撮影した門司港の風景です。

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別の日といっても、門司港駅の駅舎の姿は、何も変わりありませんでしたけれど。

この港の風景の撮影は、春のことでしたけれど、一度ホテルにチェックインしてから、もう一度、撮影のために出直した記憶があります。関東に住んでいると、このあたりの陽の長さが解らない。で、九州が羨ましくなったりします。

もっとも、夏の北海道の、特に旭川くらいから北の、朝の早さと、夕暮れの遅さも魅力的で、こんな時は、関東に住んでいることが、とてもつまらないものに感じられます。

まあ、旅で、たまに訪れるからこそ、新鮮な驚きに浸れるのかもしれませんが。



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で、昨日にアップした0系の写真のすぐ隣に入っていたのが、この門司港駅舎の写真でありました。

この駅の写真のアップ、2回目?初めて?よく解らないや。

この駅は何度訪れても、楽しいところです。風格のある構え、櫛型の行き止まりのホームなどの道具立てが素晴らしく、これが鉄道の旅なんだよ、と、その場で誰かに叫びかけてみたくなるような、そんな気持ちにさせてくれます。

駅舎の片隅には立ち食いのうどん屋さんも健在。それでもって、最近はしゃぶしゃぶ屋さんもでき、メニューはボリュームがあって、結構気に入っています。また行きたいなあ。仕事とか、ないかなあ。

そんなことを言いながら、でも仕事の取材となると、まずノルマを達成しなければいけないので、あまりリラックスはできない。こうして、昔(と言うほどでもないけれど)を振り返って、懐かしむというのが、いちばん楽しいのかもしれませんね。



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先日、ガチャガチャで0系が出て以来、どこかにあったはずと探していた0系の写真が、やっと見つかりました(笑)。フィルムの整理も大変でしたけれど、デジタル写真の整理も、一度、ありかを勘違いすると、捜索が大変です。

写真は昔の姿に復元されたものを、小倉駅で撮影したもの。この日、北九州での取材があり、この編成が小倉に来る時間が解っていたので、場所としては不満でしたけれど、とにもかくにも1枚撮影したのが、この写真です。

たいした写真でもないのですが、こうして見てみると、この塗り分けは、本当にまぶしく見えます。昭和39年に東海道新幹線が開業した時のオーラも凄かったことでしょうね。

この頃までの鉄道車両には、みな気品がありました。だから、誰もが新鋭の特急に憧れたのだとも思います。



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たまには宣伝もさせて貰おうかな…。

私にとって、久しぶりの単行本となる「鉄道時計ものがたり」が、6月15日に交通新聞社さんから発行となりました。石丸かずみさんとの共著で、明治以来の、鉄道時計(運転台の中央に置かれている懐中時計もそうです)の発達と、鉄道マンの時間遵守の精神を追ったものです。

単行本ですから、手間のかかり方、パワーを必要とすることは雑誌の記事の比ではなく、単行本の仕事をするたびに、単行本の仕事を中心にして生活しているライターを尊敬してしまいます(みんな、一度やってみ、大変だから)。

発行以来爆発的な問い合わせは、まだありませんが、さっそく石丸さんのお友達からは「面白い」との感想が(もちろんけなしはしないでしょうが)メールで寄せられ、2ちゃんねるでは、ちょっぴり叩かれております(笑)。

ま、それはともかく、雑誌に比べれば割の合わない単行本の、仕事としての魅力は、やはり膨大な量の調査、蓄積がなければ、形にはならないというところでしょう。高い山に登ることは、苦労も大きいけれど、その苦労にも楽しみがあるわけですね。立花隆さんが、「僕は一応ライターを仕事にしているけれど、勉強が仕事のようなもの」と仰っていましたけれど、そんな言葉がよくわかるのが単行本の執筆です。

だからまたやってみたい、と書けば、この話もきれいにオチがつくのですが、そうは書きません。

山から下りた直後だって、体はクタクタで、温泉などに入ってリフレッシュしてこそ、次への鋭気が湧いてくるというものなのであります。でも、編集プロダクションからは「次の企画があれば出して下さい」と、即メールが来たので、しっかり出してはおきましたけれど。まあ、このあたり、色々と大変です(でも、編集の上部さん、本当にご苦労様でした)。


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特急「はやぶさ」の終焉は、寂しい、というか、つまらない出来事でした。

最近だと、ボンネット形特急の上野口からの撤退であるとか、500系新幹線の東海道からの撤退なども記憶に新しいところ。

それから最近は、余部の鉄橋なども、「お別れ」の対象になっているようですね。最近は鉄橋の架け替え工事が本格化していて、かつての美しいトラスはもう見えないようです。昨年の8月に取材に行った時も、橋脚や橋桁には、あちこちシートがかけられていましたから、今はもっと工事が進捗していることでしょう。

取材に行って初めて気がついたのは、あの鉄橋の周りでは、いたるところで絶景に出会えるということでした。最近は情報網が発達しきっていて、鉄道写真の撮影ポイントなどは、もうみんな解ってしまっている。でも、そのポイントだけを押えて、そそくさと次に移動することは、本当にもったいないことだと気がついた次第です。

それでは本当に、効率の悪い撮影ができるのかどうか?

これはもう、各自のスタンスでしょうね。でも、撮影というのはクリエイティブな行為なのですから、やっぱり、もうひと頑張りしたいところです。もうずいぶん昔、鉄道模型の月刊誌に、数百メートル移動しただけでも、ありきたりの写真を撮らなくすむ…という主張が書いてありましたけれど、それは本当にその通りなのだと思います。

↓余部鉄橋の近くから撮影した海。写真としての出来映えは?でも、誰もいない丘の頂上からこの写真を撮ったとき、なんともいえない、寂寥感を味わうことができました。寂寥感を味わう…? 変な趣味ですね

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↑上の写真とほぼ同じ場所から撮った夕方の風景。こちらの方が説得力があるかな。鉄道以外の写真ばかりですみません。この写真も、撮っていて淋しい気持ちになりました。なんだか、自分がそこにいてはいけないような…


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「ガチャガチャ」にトライすべく、スーパーに買い物に行ってまいりました。

さて、結果は(以下、ヤラセなしです)。

↓カプセル

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希望としては0系の中間車、または後部車が欲しいところですが…

↓こ、これは… 

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出て来たのは583系の中間車でありました。

これは、むごい

↓編成にしてみました

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む~ん。やっぱり、なんかあんまり釣り合っておりませんなあ。

583系というのは、昭和43年から運転を開始した寝台電車で、つまり昼間は通常の特急形、夜は寝台をセットして、夜行列車として運転ができるという形式で、今でも急行「きたぐに」で運転されています。

日本の高度成長期には、まさに昼夜兼行の活躍をしたのだとか。愛称は「月光形」。昼夜兼行形に仕上げたのは、こうすれば、車両が基地で休憩している時間が少なくなり、不足していた基地の収容スペースにも負担をかけないという切羽つまった事情もあったのだとも言われています。

個人的には、私が子供の頃に憧れていた形式の一つで、高校の修学旅行で初めて乗れた時は嬉しかった。寝台が本当に広かったもの。

でもやっぱり、0系との編成は、あんまり絵にならないなあ。

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ありゃりゃ?

もう17日だ。16日は、どこへ行ったのだ?俺の16日を返せ。

17日のブログを、何か書かねば。

何を?

むう。

先日、家の近くのスーパーで、久々に「ガチャガチャ」をやってみました。

「ガチャガチャ」とは?

200円入れて、ハンドルをひねると、カプセル入りのおもちゃが出てくる、アレです。

もちろん、鉄道モノに挑戦。

出て来たのは「新幹線」の先頭車でありました。

いちばん欲しかったのは「こだま」(151系と謳われている)の先頭車でしたが、この0系は、まあ「次点」かな。ガチャガチャの困ったところは、欲しいものが一発で出て来ても、まだ続けたくなることで、今回も同じ欲望に駆られたのですが、必死に200円で止めました。

このカプセルプラレールのシリーズは5年ほど前にもはまったことがあり、その時は、ちょっとしたきっかけで中毒から逃げることができたわけですが、今回はどうなるのやら…?

それにしても、今見ても0系は絵になります。昭和39年から営業運転を開始した老兵でありますが、今、見ても格好良い。これが○○系や、○○系であれば、見た目に格好悪くて、好きになれない(←○○の所には、みなさんのお好きな、ではなくて、お嫌いな形式を入れて下さい)でしょう。

その意味では、まず出て来たのが0系であったことは好感度大であります。

しかし、こんなことを書いてしまうと、しばらくガチャガチャにはまらなければならないのだろうか…?

さあ、どうなる?

↓やっぱりかっこいいぞ、0系

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昨日から今日にかけて、本田のゴールシーンをテレビで何回見ただろう?

そんなわけで、久々の明るい話題にかき消されてしまった感もありますけれど、その前日の「はやぶさ」の帰還も、結構、感動的なニュースでした。

鉄道好きにとっては「はやぶさ」といえば、それは鹿児島本線を走るブルートレインのイメージが強いはずですが、新たに新青森開業後の東北新幹線でも、この列車愛称名が使用されるようです。個人的には、やっぱり「はつかり」を使って欲しかったところですが(それだけもう、頭が硬くなっているのかなあ)、こうして探査機「はやぶさ」が帰ってきたタイムリーさも考え合わせるなら、新幹線への「はやぶさ」の起用も、案外タイムリーヒットになるかもしれません。

日本で初めて特急に愛称名がつけられたのは昭和4年のことで、この時は愛称名が公募され、ベスト3は、「富士」「燕」「櫻」だったとか。「隼」も善戦し、「旭」に続いて第5位。そうすると、「隼」あるいは「はやぶさ」という愛称名は、トップに躍り出て華やかな脚光を浴びる機会こそないものの、常に先頭集団の片隅にはいる、名脇役というところであるのかもしれません。

私にとってのいちばんの憧れの列車、あるいは列車愛称名は「さくら」です。佐賀に実家がある母の帰省に、「さくら」の指定券が取れればベスト。「はやぶさ」は次善策的な存在です。名前としては「あさかぜ」も格好良いのだけれど、この列車は博多止まりなので、やっぱり一番は「さくら」。その昔は、「櫻」は、三等車を主体にした格落ちの列車だったそうですが、「さくら」が格落ち扱いすることは心情的に許せない。もっとも、晩年は、長崎まで乗る人など希な列車になっていたようで、黄金期の「さくら」、あるいはブルートレインの姿をおぼろげながら覚えている身としては、晩年の姿は寂しい限りでした。

「はやぶさ」は復活を果たしました。もし、九州新幹線の長崎ルートが実現したとして、この時そこを走る列車の名前は「さくら」になるのでしょうか。いや、きっと「かもめ」あたりでしょうね。いつの日にか特急「さくら」も、「あさかぜ」と共に復活して欲しいものです。もちろん、花形特急として。寝台列車として復活する夢は、あまり実現しそうにありませんが。

追記:昨日(17日)の飲み会の席上で「さくらは大阪-鹿児島だろー」って、怒られました。はい。


↓最晩年の「はやぶさ」の最後尾から見た夜明けの山陽本線。夜行列車には、不思議な風景に出会える魅力もありました

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13日は、金曜日、土曜日と2日ほど取材に出ていたもので、輪行に行きたい誘惑を押さえて、自宅で過ごしました。

もっとも、金曜日に出された、新幹線に関する課題を解決すべく、横浜市立図書館に調査には行きました。

書籍の検索端末に「新幹線」というキーワードを入力。1000件以上ヒットしましたが、何しろこのキーワードで行くしかないことなので、丹念にチェック。これはなかなか「やり甲斐」のある作業になりました。

キーワードでヒットした書籍の中には鉄道の本ではないものも出てまいります。その一つが、山根一眞さんの本、第「三・五」の波 というもの。どうやら山根さんの本領とする情報処理のノウハウ本らしいので、鉄道の書籍を4冊、書庫から出してもらうついでにこれもお願いしました。

15分ほどで手元に。それでは何故この本が「新幹線」に関係しているのかというと、いちばん最後に「新幹線トンネル対策」という記事がありまして、これは東海道新幹線の車内から、トンネルに遮られることなくストレスなしで、携帯の通話をするための方策の研究記事。この書籍は1990年発行のもので、現在とは通信事情がだいぶ異なっています。書籍の真ん中のあたりの記事では、山根さんでさえ、ようやく携帯を購入したというクダリがあり、最初の方の記事はワープロ専用機「キャノワード」に関するものですから、時代が窺えます。

さて、新幹線のトンネル対策の切り札的存在として、巻末に掲げられているものが、「トンネル対策定規」。これは東京~新大阪間のトンネルの分布が縦軸に配されており、その横にもう一つ、縦軸に時間の目盛りが入った定規がついている。この時間の目盛りが入った定規を切り抜き、自分が乗った列車の出発時刻を、東京駅に合わせれば、その列車が何時頃トンネルの多い区間を通過するか、あるいはトンネルが少なく、携帯での通話が楽かが解るというもの。いわばアイディア商品です。

これ現代では、ほとんど不要かもしれません。あるいは定規を当てなくとも、つまり三島を過ぎてから、静岡の前後と、米原の前後は避け、そうすれば京都に着く手前までの間が通話が楽だということを覚えてさえおけば良い。なにしろ現代は、公衆LANが車内で使える時代ですし、対策はいろいろ講じられる。便利なものです、現代は。

でも、それって当たり前のことであって、当たり前ということは、別に「便利」とはならないのかも。

もしかしたら、「トンネル対策定規」なんていうものが便利であるくらいの時代が、「いちばん面白い」のかもしれませんね。



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