ブログというのは本当に毎日の行動を正直に報告するとお世話になっているクライアントさんから、遊んでいる暇があったら仕事もしましょうねーという提案を受けてしまうことは必定であり、それはその通りであるのだから、何も報告しないときは、潜伏しているときであります。
潜伏などと書くと、自分が病原菌になったみたいですが、あるいは逃亡犯かな、こっちの方が正しいや、うん。
で、きょうは浜スタに横浜開幕戦に行ってきました。はい。負けました。
「ベイスターズファンの玉置宏さんは、横浜開幕戦の日には絶対に仕事をいれないというじゃないか。池ちゃんもそうしなさい。せっかくフリーなんだから」と、これはある出版社の局長が昔言ってくれた言葉で、今年は今日の午後はそうさせて頂きました。
↑負け試合の帰路に撮った中華街の夜景
自分一人で野球観戦に行ったのは、実は3年ぶりで、ずいぶんと余裕のない3年間だったなあとも思います。
ま、これから少しずつでも、人生の無駄な時間を取り戻しておきたいところです。
で、このブログを書き終わったら、ちゃんと仕事しますからねー。
そんなわけでセルフうどんの店に行ってまいりました。
といっても、このお店は宇野で入ったお店でしたけれど。
↑かつどんセット600円
食事を終わってお店のご主人に、「昔、国鉄の線路があったのはどのへんですか?」と伺ったところ、お昼どきの結構混み合っていた時間なのに、店の外まで私を連れ出してくれて、彼方を指さし、「あそこだ」と、いろいろ説明してくれました。
お昼どきの結構混み合っていた時間なのに、奥様も、いろいろと説明してくれました。
セルフの店だから、お客様は、全部セルフサービスで良いのだろうか?そうもいくまい。
誰も、昔懐かしい時代のことを語るのは、気持ちがこもるものです。
宇野は瀬戸大橋が開通して、がらりと変わってしまいました。線路も少なくなって。
「あれから22年ですね。早いものです」
と、私も応えました。
一週間のご無沙汰でした(笑)。
これだけ書かないと、体がどうかしてしまったのかと、心配してくれる人もいまして。
無事です。
先週は青森に出かけてきました。
上の写真は下北半島の、とある国道に面したラーメン店。
例によって取材のことゆえ、時間がなく、とりあえず出会ったこの店で昼食です。
店に入ると、おばちゃんが一人のお店。ちょっと失敗したかなとも思いましたが、仕方ありません。
携帯を出して、電話をしようとしたら「ここは電波の状態が悪いんだ」とのこと。確かに電話できません。
お店には常連さんとおぼしき紳士が一人。東京の話をしているのですが、駒沢通りがどうのこうのとか、代官山がどうのこうのとか、妙に恵比寿一帯のことに詳しい。ここ下北半島でっせ。
「今、僕が電話しようとしたの、恵比寿です。僕は横浜から来ました」
と言うと、
「こっちの横浜じゃなくて、あっちの横浜?」
「そう。あっち」
「うちの息子が恵比寿でフランス料理屋をやっているから行って」
「美味しい?」
「魚も肉も、ここから送っているからね。大丈夫」
とのこと。このラーメン店と同じ白樺という名前だそうな。
地方を旅していて、駅前の名物料理のお店より、なんでもないお店に入るのが好きなのは、時々こういう思いがけない出会いがあるからです。でも、陸奥横浜で、恵比寿のフランス料理店の話になるとは思わなかった。駅前の名物料理のお店って、こういうハプニングは、まずないもんなあ。
そんなわけで一度、恵比寿に行かなければいけません。
でも、明日からは香川。また取材です。
次に行くのはセルフうどんの店か?
また、恵比寿に行けなんてことにならないだろうなあ。まさか。