馬路村にある森林鉄道、その1がこれ。動力はディーゼルなのだそうですが、しっかりと、ポーターあたりの機関車のフォルムに似せてあります。1周400メートルくらいかな。同じ所を周回(2周)する遊覧鉄道ですが、川風を受けて走るのがとても心地良い鉄道です。

↓蒸気機関車の音を奏でて走ります

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で、線路の脇にはこのような機関車が静態保存されています。


↓これも凄い

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車両に掲げられている説明文には日本車輌製の形式108Bとあります。昭和50年製で、馬路村の隣の安田町で平成元年まで使われていたとのことです。いわゆる年代ものではないのでしょうが、それでも、このようなものがスクラップにならず、残されていることは素晴らしいことでしょう。静態保存機関車の手前に延びる線路も(この線路を森林鉄道が走っています)、しっかり「ナロー」しています。

馬路村の森林鉄道は、原則日曜日の運転ですが、夏休み期間(8月)は毎日運転。私が取材に訪れた日は、馬路村の温泉に泊っていた家族連れが、帰りのバスを待つ時間に、この鉄道に乗っていました。

さて、次は、馬路村からさらに山の奥の方に向います。(つづきます)


↓馬路村の眺め

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今回の、取材の目的地は高知県安芸郡馬路村。

通の人ならよく知っているように、ここには2つの動態保存森林鉄道があるのです。

高知市からレンタカーでひと走り(途中で、土佐うどんを食べ)。

安田町で左折して、山の懐へと入ってゆきます。

ジグザグの山道を辿ることおよそ50分(くらいだったかな)で、馬路村に到着。

ここは美しい所です。

小さな流れに沿って、ところどころに広がる平地には民家が並び、慎ましい集落を作っています。

雰囲気としては、大井川鉄道井川線沿線の集落、あるいは神岡あたりに近いでしょうか。けれども、山間の土地は、この馬路村の方がはるかに狭いので、より自然に抱かれているような心持ちになれます。

村の入口には軌道跡が残っていました。(続きます)


↓馬路村の入口に残る森林鉄道の軌道跡

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6月初めの高知旅行の話です。

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↑現在の高知駅。上がJRの駅。路面電車とのギャップが凄い

羽田から空路で高知へ。空港でレンタカーを借り、借りた車の運転に慣れてくればもうしめたもの。今回は2泊の行程を版元から頂けたので、この日は、取材現場近くの宿に入ればOK。お昼過ぎまで高知駅周辺を徘徊することにしました。こういう寄り道もあとで何かの役にたつもので、余裕をくれたクライアントさんに大感謝!です。でも、高知駅が、こんな風になっていたとは。

以前、CSのテレビ番組で川島令三さんが、「高知のおすすめ駅弁はカツオタタキ弁当です」と言っていたのを覚えていたので、駅をだいぶ探したのですが発見できず。ついでに携帯で川島さんに「お勧め駅弁がないですよ~」と電話したところ、「そーかもしれんなー」との返事。駅の改装で駅弁屋さんがどこかに移動したのかもしれず、あるいは新陳代謝が早まっているのかもしれず。私たち鉄道ライターというのは、自分の記憶に自信があるところに限って勘違いをしてしまうことがままある。とにかく、最近は何事も変化が速いのです。

駅弁がなかったので、駅前の飯屋へ。この手のお店は好きなのであります。

↓結局、いつも似たような取り合わせだったりして

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さて、食事をすませ、いよいよ取材現場へ、と向かう途中、さぬきうどんの店があったので試食。

↓さぬきうどん

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さぬきうどんのお味はと申しますと、美味しいです。ただし、最近、東京にも増えている讃岐うどんの店と味は変わりません。まあ、イタリアでスパゲティを食べても東京と同じ時代ですから、文句を言う筋合いではない。ただし、麺が硬ければ良い、という風潮になってしまっているのが残念です。私としては、鍋焼きうどんに代表される、やわらか~な麺の方が好きなもので。

さて、立て続けに2食食べ、取材現場へと向かいます。

(つづく)


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今回の山陰行は、モデラーさん、つまり鉄道模型を楽しんでいる方の取材でしたが、午後は一畑電車を取材しました。駅はこんな感じです。↓

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結構いい感じですよね。取材した内容は書籍に使用する予定なので、ブログでフライングしてしまうわけにはいかないのですが、駅の古い佇まいが嬉しく、久しぶりに地方私鉄らしい地方私鉄を見た気がしました。もっとも、この鉄道も大きなターミナル駅は改修工事が進んでいるようでしたけれど。

ヨーロッパを鉄道で旅していて羨ましいことの一は、駅や町並みが古いまま残されていることで、それが町全体を美しく、風格の感じられるものにしている気がします。

他方、日本はといえば、電線、電柱ばかりという印象が拭いきれません。

駅舎がリニューアルされても、あっと驚くようなものが多く、この一畑口駅のような何も無理なく自然の中に溶け込んでいるような風景に出会うと、ほっとします。

先日の名松線の旅も、意外な「拾いもの」でしたが、この一畑電車もなかなかのもの。

探せば、まだまだこんな風景もあるのですね。


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週末というのにバタバタしてしまい、ブログの更新が滞りました。

すみません。

土日は長野の方に出かけたのですが、高速道がひどい渋滞。「ETCなら1000円」の結果であることは明白で、これからの少なくとも夏休みの間、すべての土日は「ゴールデンウィーク並の渋滞」は覚悟しなければならなそうです。

また、これから出かけなければなりませんので、本日は、改めて更新します。

3日もサボると、まあ、ネタは溜まります。

んでは。

                                   江ノ電 電車旅行ゲーム

江ノ島駅 駅舎内

江ノ島駅の駅舎内には、Nゲージの江ノ電電車が走るミニレイアウトも展示されています。

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小さな江ノ電の電車がレイアウトの中をチョコチョコと走る姿は魅力十分。建物もたくさん並んでいてなかなかリアルです。専門的には車両が走れるものをレイアウト、車両が走れない風景だけの模型をジオラマと呼びますが、最近はジオラマという言葉が一般的になってきているようです。

さて、駅舎の外に出てみましょう。


外に出る



 

                                   江ノ電 電車旅行ゲーム

江ノ島駅

江ノ島駅に到着です。最初にも触れたように、江ノ電が初めて開業した時、線路が繋がったのは藤沢駅から、当時は片瀬駅という名前だった、この駅まででした。

江ノ島という駅の名前のとおり、ここから江ノ島までは、歩いてもわずかな距離です。

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さて?


この駅で途中下車する。お土産も買わなければいけないし


せっかく運転台の後ろに乗っているのだし、まだ電車(鎌倉方面行き)に乗り続ける

       

山陰での取材が予定よりも早く終わり、「サンライズ出雲」の予定を繰り上げて、最終の「のぞみ」で、今帰宅しました。「サンライズ」は楽しみでもあったのだけれど、今晩じゅうに帰れれば、明日1番から仕事ができるし、やはり自分の家でゆっくり眠れるということで、申し訳ないような決断をした次第。

「やくも」の窓からみた「布原のお立ち台」は、木が生い茂り、他の山の斜面とまったく見分けがつかなくなっていました。あそこが憧れの場所だったんだよなあ。

「のぞみ」から下車する際に、携帯を忘れずに持ったか、何度も確認したことは言うまでもありません。

一畑電車も、初めて中学生の時に行った時には、本当にわくわくしたもので、あんなに遠い所に、夜行日帰りとは。

身近な場所でも、遠い場所でも、もっとゆっくり旅するクセを、つけなければいけないとは思うのですが。



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宅配便が届きます。

「お荷物です」(と、いつものお兄さん)

「あ。仕事だ」(と、私)

「そうです」 (と、決まっているのか?)

「じゃ、いらない」(当然でしょ)

「駄目です」  (何故、それをおまいが決めるのだ?)

そんなやりとりが、ここのところしょっちゅうです。

月刊ペースの仕事をしていると、何故、ひと月が4週間しかないのだ?と恨めしくなることが多々あり、それにここ数年は、週刊ペースの仕事もあって、これは毎週ではないのですが、多いときは毎週ペースですし、まあ、締切のオンパレードとなるわけです。さらにブログもあって、これは全然ノルマではないのですが、やんわりとしたプレッシャーとなることも、まあ、時々(かな?)あるわけであります。

今、朝の3時33分で、まだ空は暗く、夜明けの時間はずいぶんと遅くなりました。何故こんな時間に起きているのかというと、ブログを書いているのかというと、これから少し仕事をして、それから出版社に出かけ、その足で「サンライズ出雲」に乗るという、じゃ、今しかブログ書けないじゃん状態だからであります。

今回は「サンライズ出雲」で出かけ、「サンライズ出雲」で帰るという弾丸日程で、サッカーA代表の最終予選応援ツアーみたいです。中沢を応援してくるからねーとはならないところが辛いところですが、へへん、寝台車に乗るんだもんねーということで、頑張ってきます。

そんでもって、「サンライズ」で帰ってきた夜から、これは遊びですが、友人と1泊で八ヶ岳に行きます。夜行で帰って来て夜から出かけるので、弾丸日程ですが、頑張ってきます。

むう。となると、いつブログを書けるのか?

これも気合いで頑張らなければいけませんね。

この話。オチがないよなあ。

出雲で一畑電車の写真でも撮れるように頑張ろう。

なんか必死だなあ(←私)。


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15時15分に、名松線410Cは伊勢奥津を発車。松阪を経由して、名古屋からは「のぞみ380号」に乗車します。「のぞみ」が全列車新横浜に停車するようになって、本当に楽になりました。夕方の上り列車は運転本数も多く、余裕で1本「のぞみ」を見送り、前の列車から3分後、次の列車の7分前に名古屋を発車する380号に乗車します。それにしても、この運転間隔は、本当に凄いものです。これが東京~大阪間を走る超特急の運転間隔だと、いきなり昭和30年代の人に見せたら、どんな反応を示すことでしょう。もっとも21世紀の超特急には、食堂車もビュフェもありませんが。

いちばん空いているだろう最後尾の1号車へ。

本当に空いていました。乗客は私を入れて3人だけです。新大阪始発の臨時列車なので、こうも空いているのでしょうが、嘘のよう。隣の席にバッグを置いて悠々と腰掛けます。名古屋を出れば次の停車駅が新横浜なので、これ以上お客さんも増えないわけですし、気楽なものです。夕方の新幹線というと、出張帰りのお客さんで混雑しているイメージがありますが、狙い目はあるものですね。

新横浜から自宅へはバスで。極端に運転本数が少ない系統なのですが、ドンピシャでバスが来ると、自宅から最寄りのバス停までは10分ほどですから楽ちんです。

バスに乗る瞬間、携帯を新幹線の車内に忘れたことに気がつきました。バスの時刻を確認するためにネットを見て、おそらくポケットに戻さず、シートの上に置きっぱなしにしてしまったのでしょう。色々な作戦が図に当たったので、ちょっと気が緩んだのかもしれません。

翌日。

八重洲口の遺失物預かり所へ。ネットの案内には丸の内口にあると書かれていたので、ずいぶんと探してしまいました。遺失物預かり所なんで、駅でもそうは案内が出ていませんし。「だいたい日本の駅は、毎日使用しない人に不親切過ぎる。英語の案内放送をする前に、表示しなければならないことがたくさんあるのに…」などと、八つ当たりが頭に浮かびます。

ようやく、預かり所を発見。もっと早く、人に聞けば良かった。でも、係員が誰もいない改札口だってあるし。

応対してくれた係員さんに状況を説明。「のぞみ380号の、1号車の、2列シートの窓側に、銀色の携帯を忘れました」と、状況はすらすら説明できます。

係員さんがカウンターから裏に引っ込んでいる間、他の職員の人がカウンターの脇を通り過ぎます。

「いらっしゃいませ」

と言われたので、

「こういう所にはあまり来たくないのですが」

と返事すると、ニコッと笑って

「まあ、忘れ物は仕方ないですよ」

との答え。こういうやりとりは、メールなどでは難しいものです。

部屋の奥に引っ込んでいた係員さんは、すぐに私の携帯を携えて、出てきました。

携帯を忘れたのが新幹線の車内であったとしても、忘れた物が出てこない可能性だってあったわけで、またNTTだかに行って手続きするのは面倒くさいなあ、と、へこんでいたので、これはラッキーです。

書類に必要事項をサインして、運転免許証のコピーを渡し、めでたしめでたし。

「書類に記入するのは苗字だけで良いのですか」

「はい。結構です」

「今、個人情報とか、色々うるさいから」

「この前ね、銀行のカウンターで順番を待っていたら、『名前を呼ばれた。個人の情報を出すな』と怒っている人がいました」

「面倒ですね」

「それでは、お帰りはお気をつけて」

「忘れ物のないように、ね」

「ははは」

駅舎を出て駅前の地下街に戻ると、ちょうど立ち喰いのお寿司屋さんがあったので、携帯の更新の手間に見舞われなかったことを記念して、ここで昼食。

この話の教訓

(1)好事魔多しというのは事実なので、良いことなどあまり無い方が良い。

(2)空いている自由席に乗れた時も、席番は記録しておくと、「何かの時」に役にたつ。

(3)忘れ物が戻ったくらいで寿司を食べているようでは、お金は蓄えられない。

私としては、

(4)まあ、いいや。

ということでありました。


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