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 それにしても、この忙しい時に、明日も原稿の締切があるという日に、玉入れとかしていて良いものなのか?あるいは玉転がしとかしていて良いものなのか…?たぶん…、違う…。心の中に様々なものが去来します。それでも、同じこの時期に、地域経済の一端を担っている鉄道会社の人たちも、同じ玉を転がしているわけですから、文句を言うのもおかしな話となります。あの派手な赤と緑に塗られた玉転がし用の巨大なゴムボールは、1年のうちのこの日のためだけに、町内のどこかにある倉庫の片隅でひっそりと出番を待っているのでしょうか?それを思うと茫洋とします。

 考えてみれば、鉄道会社の人たちも、中学校の校庭で玉を転がすために全線を運休としているわけではなく、休日に手の空いている人が参加しているわけですから、それは立派な形でのコミュニティへの参加ということになります。

 その昔、仕事のお手伝いをさせて頂いていた出版社で、鉄道の現場を記録したドキュメンタリー映画を作ったことがありました。出版社の部長が「指差歓呼や、機器の操作をきぴきぴやって貰えませんか?」と事前の打ち合わせで現場に問うてみたところ、「いや、現場が良い仕事をするためには、ある程度リラックスしていなければならないのです。動作がきぴきぴしているようには見えないとしても、それは余裕を持って仕事をしているからです」と返答された。

 そういうものなのでしょうね。やはり、たまには玉も転がさないと。屈強な人が揃っているようにみえた鉄道会社チームも、成績は中位で、なんだか親しみが持てました。

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