FC2ブログ

 私が自宅から自転車で30分の高島機関区に頻繁に蒸気機関車を見に行ったのは、中学生の頃でした。年で言えば昭和45年の前後ということになります。写真に写っているのが高島機関区のD51で、後方に見えるビルが新築間もない頃の横浜駅東口スカイビルです。

 ここにいたのはD51形蒸気機関車。「デゴイチ」あるいは「デコイチ」という愛称でも知られている機関車です。「昭和11年から総計1115両が製作され…」という、この機関車のプロフィールは熱心な鉄道ファンであればそらんじているところでしょうが、実際、この機関車は、どこへ行っても見ることができる機関車でした。昭和40年代後半の「SLブーム」の時代には、線路際でカメラを構えていて蒸気機関車がやって来るのを待っていても、「やがてやって来た機関車がD51形であればシャッターは切らない」というようなファンも少なからずいたのではないかと思います。今から考えればずいぶんもったいない話ですが、D51形という機関車には、そんな一面もありました。

f:id:railtravel-navi:20081020101727j:image

 私を高島機関区へと案内してくれた友人と「国鉄で最後まで生き残る蒸気機関車」は何形だろう?ということを話し合ったことがありました。私は「数が多いからD51じゃないの?」と言ったところ、私よりも遙かに鉄道に精通しているその友人の意見は、「C58形ではないかと思う。汎用性が高い。規格の低い簡易線に入線できるC12形も捨てがたいが」というものでした。

<明日へ続く>

*池口英司に学ぶ写真の撮り方コーナーやおトクな鉄道旅行情報を網羅した「鉄道旅行なび」はこちら*

スポンサーサイト