これは昨年の春のこと。編集さんと本八幡に取材に行った帰り、電車が森下を通ったので、編集さんを誘って途中下車。居酒屋「山利喜」に行った。まるで飲めない私が、どういう風の吹き回しか、ビールを1杯飲もうと言い出したのである。
まだ17時を過ぎたばかりだったので、超有名店でも席はあるはず。店の場所ははっきりとは覚えていなかったのだけれど、「森下の交差点のすぐ近くで、やきとんが名物の店だから、店の前に豚の像が建っている」と、これは私。店は編集さんが見つけてくれた。彼は「山利喜」に来たことはなかったけれど、煮込み、オリジナルのビールなど、結構気に入ってくれた。2016年春発行予定のムックについての打ち合わせのつもりもあったのだけれど、結局、そんな話はどこへやら。まあ、このざっくばらんが、ビールを飲む時の楽しさではある(はず)。
店は改装ですっかりきれいになってしまった。昔と変わらないのは、煮込みの大鍋くらい。ちょっとつまらない。最後に編集さんに注意された。
「池口さんの言っていることは間違っています」
「え?なにが?」
「あれは、豚ではなく、タヌキです」
そういえば、そうだね。

写真yamariki
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綱島 乃んき

諸君、フライである。
中央で美しい三角錐のシルエットを描いているのがアジフライだ。そして左手前がクリームコロッケ、右手前がホタテのフライである。
いずれも巨大であり、かつ揚げたてである。コロッケというと、とかく脇役、人から軽んじられるためだけに生まれてきたような位置づけになりがちで、とても人ごとと笑っていられる存在ではないのだが、これくらいのサイズとなると、なかなかどうして馬鹿にはできないのである。

しかも,このピラミッドのごとき存在感を示しているアジの陰に、まだ海老フライと、鶏のフライが隠れているのだ。その存在に気がついた時の気持ちというのは、せっかく敵のトーチカを撃破したのに、その陰からタイガー戦車が現れてきた時のサンダース軍曹のようなものではないかと思う。

場所は横浜・綱島の「乃んき」。定食屋である。カレーを食べにいったら目当ての店が2軒とも閉まっていたのだ。そこで路線変更があり、このフライ盛り合わせ定食と出会ったのである。900円という張り紙があったが、会計に1000円出したら、おつりが220円だった。何故だろう?こういう時は、怖くて,その理由をしかとは確かめられないものである。


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19歳の夏に信州を旅して、初めて、彼の地のカツ丼には卵が使われていないことを知った。いわゆるソースカツ丼が、「カツ丼」と注文した時に出て来る味で、それは松原湖畔の大衆食堂のものが初めてだったと思う。新宿から、わざわざ夜行の長野行きに乗って出かけた信州は、それなりに「遠いところ」であって、それまでの認識とは違うカツ丼の姿にも、それなりの旅情が感じられたのである。

写真は北見駅前のビルの6階だかにあるとんかつ屋さんの、カレーどんぶり。
テイストとしては、彼のソースカツ丼のソースを、カレー風味に仕立ててあり、スパイシーで、蕎麦屋で出て来るどろどろのカレー丼とは別物。作り手の問いかけみたいなものが感じられて楽しかった。

それにしても…と、思う。北見とは、喜多見ではなくて、北見。北海道の、オホーツク海にも近い場所である。そこでこのようなどんぶりと出会い、けれども、遠い日の松原湖の思い出ほどには、旅情を感じられずにいる。

それでいいのだろう。北海道旅行といっても、1泊2日。家に帰ったらすぐに原稿をメールせよという環境下の旅なのだから、何かに浸っている場合ではないのだ。それでもまたいつか、こんな旅をした日々が、懐かしく感じられる時が来るのかもしれないし。


それでもって,これが江ノ島の参道にある食堂,鶴屋のオムライスです。

オムライス

この時は,ブログを利用した江ノ電のゲームを作るために,現地に素材を集めに行き,成り行きで何となく入ったお店だったのですが,予想に反して,結構美味しかった。予想が嬉しい方向に外れた時は,すごく得をした気分になるもので,コップの水まで美味しく感じたりする。観光地での食事というのは,期待を外される,というか裏切られることも多いので,鶴屋さんには(また勝手に名前を出していますが)感謝です。おしまい。

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先ほど,「カメラが日付を記録してくれるので楽だ」と書いたらば,こんな写真も出てきました。

okonomi.jpg
最初,何だこれは?と思ったのですが,広島風お好み焼きです。たぶん。
すると,去年,広島駅弁当さんの取材に行った時の昼食。本当は,駅からひと足のばして食事をしたかったのだけれど,意外と時間がおしてしまい,やむなく新幹線改札のそばで食したのでした。

そんなことも思い出せて便利。
すると,次にはこんな写真が出てきました。広島の3日後。

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チキンライスです。福神漬けの盛りつけがやや乱れていますが,私はこのようなお皿は持っていないので,どこかの外食。よく見ると,グリーンピースと鶏肉はそれなりに入っている様子で,私がチキンライスを食べたくなったとすると,浅草のヨシカミかもしれないけれど,あそこのお皿はオリジナルだったから,そうではない。するとこれはどこだろう?とNASAの解析もこのようなものであったのだろうか?と思いはするものの,結局,どこのチキンライスなのか,解らずじまい。もしかしたら,このブログにアップしていたのかな?しかし,それにしても鉄道の写真を撮らない人だな~と,チキンライスの写真1枚で,また色々と考え込んでしまったのであります。




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そんなわけで、東京夕方発、2泊3日の北海道取材が終わりました。

1日めの夜は、ホテルチェックイン前に、食事を済ませたかったので、バス停にいちばん近かった山頭火で塩ラーメン。2日め朝は朝食バイキングで、おにぎりとウィンナーなど。昼は取材現場の売店にそれしかなかったのでカップヌードル。夜はホテルの近くにそれしかなかったのでラーメン店で醤油ラーメン。3日め朝は、夕食の帰り道に少し遠回りしてコンビニで買ったおにぎり。昼は、昨日のラーメン店には行きたくないので、昨日と違う道を歩いて食堂を発見。カツ丼か、カレーがあればそれでいいやと喜んで入ると、これがまた見事にラーメンしかない。チャーハンもない。


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写真は味噌ラーメン

そんなわけで、何回ラーメンをたべたのだ?だって、選択肢がないんだもん。もう、このブログは、池口さんのブログじゃなくて、小池さんのブログだぜい。おい!小池。

でもまあ、最後のラーメン店がなんとなく愛想良かったから、良しとしようぞ。
これだけラーメンが続くと、ラーメンという言葉もすぐに変換できて、書いていて、楽ではあるのだ。



お腹空いた。






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昨晩(月曜夜)は,松山市内で夕食.ホテルに近いアーケード街を歩きます.例によって,ホテルに帰ってからも少し仕事をしたいので(そんなに仕事熱心でもないのだけれどね),早めに済ませられるものを.山田風太郎が,「酒を飲まない人の夕食とは,あっという間に終わるものではないだろうか?」と書いていましたけれど,そのとおりです.

でも,お店がない.いや,あることはあります.マクドに,チェーン店のラーメン店に,牛丼.
でも,これで,どの店に入れば旅の夜を楽しめるというのでしょう?やっぱり,マクドでしょうか?アメリカのマクドなんか,すごかったものなー.なんでもアリで.
カウンターの中の女の子がネズミのヒゲつけて変装してるんだぞ.シカゴのマクドなんか,ピンボールが置いてあるんだぞ.

で,またラーメンかなあ,また「ブログがラーメンばかりだ」としかられるんだろうなあ,と思っていたところ,ラーメン屋の向かいに食堂がありました.見ると「鯛めし 600円」とあります.これです.

お店の中は,お客さんなし.本当は居酒屋で行きたいお店なのかもしれません.鯛めしを頼みます.ご主人に「単品ですか?」と聞かれましたが,初志貫徹.サイドオーダーで揚げ物など食べると,ホテルに帰って眠たくなるかもしれないし.(最近また太り気味だし)

少し待って,来ました.

写真112
シンプルイズベスト.いや,美味しいです.特別にすごくはないけれど,そこが良い.
金子みすゞみたいな言い方ですけれど.

食べ終わって,席を立ち上がる間際に,おばちゃんが,お茶をついでくれました.で,話しかけてくれます.
「撮影ですか?」(←池口はカメラを持っていましたので)
「ええ.取材ですけれど.道後温泉」
「ああ,今日はお祭りをやっていますからね」
「そう.でも,ちょっとうるさい」
「うふふ.本当!ちょっと,うるさい」

それだけの会話です.
それだけの会話に,最近は殊に,旅情を感じることができるようになりました.
(齢,ということですね)

写真111



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7日の土曜日は雑色を歩いてきました。

雑色って?京浜急行の雑色駅の周辺です。東京都大田区。京急蒲田の一駅下り寄り。この駅の周辺の商店街も元気があるということを、昔、テレビでやっていたのを思い出し、年末の、弘明寺散歩が意外と面白かったのに気を良くして、また出かけてみたのです。

まずは自宅からバスで東神奈川駅前へ、京浜急行仲木戸駅も、その近くです。
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昔は、仲木戸駅は各駅停車しか停まらなかったのですが、今はJR東神奈川駅との乗り換えに考慮してでしょうか、急行が停車するようになり、結構便利になりました。

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上が雑色駅。今高架化工事の真っ最中です。写真は、上りホームから見た下りホーム。見事に無人と思って、よく見たら、まだ標識などが何もない。下りホームはまだ使用開始前なのですね。過渡期の風景ということになります。

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地平に降りて上を見るとこんな感じです。この写真を撮るために立っている場所が、以前の上りホームのようです。

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下り線はまだ、地平を走っています。上り線は高架化が完了しているので、雑色駅付近は単線となっているわけです。

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地平にある駅舎。高架化工事が終了したら、この小さな駅舎もなくなってしまうのかもしれません。

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駅前から続く商店街はこんな感じ。この駅の周辺では、駅の南北両方向に商店街が続いています。写真は南側。写真では解りにくいのですが、画面のいちばん奥を、京浜東北線の電車が走っています。

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商店街にはシロクマの親子がいて…

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宇宙飛行士がいて…

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パン屋さんがあり…

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肉屋兼総菜屋兼レストランがあり…

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手芸屋さんがあって…

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おもちゃ屋さんがあって…



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モツを売っていたりします。






いや、他にもいろいろ撮ったのですが、キリがないのでこれくらいで。

雑色駅の近くには大型スーパーもあるのですが、商店街とうまく棲み分けができているようです。正直に印象を語れば、数年前に来た時よりも、少し疲弊している感もありました。でも、いまどき、おもちゃ屋さんや、手芸屋さんが、こんな昔ながらのスタイルで健在なのは凄いなと思います。年末に歩いた弘明寺の商店街と同じように、街がシャッター通りにならない、何か理由があるのでしょう。

さて、食事をどこでするか、実は商店街をウロウしていたのですが、どうもピンとくるところがありません。ハンバーガー屋と、ラーメン屋と、ファミレスはあったのですが、ブログにも載せようと考えると、ロッテリアというわけにもいかない。ちょっと、口うるさい状態になっているわけです。

他に選びようがないので、先ほどの、肉屋兼レストランに行ってみることにしました。入り口がくたびれている感じがして、いやな予感がします。

2階に上がり、おばちゃんに「コロッケ&メンチ定食」を注文。650円。

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これがそれ。見てのとおり、フツ―の定食でありました。でも、最初にお茶が出た時に、アレ?って思ったんです。お茶が美味しいの。
で、定食は、衣は厚くて固いのですが、揚げたてで、これにウスターソースをダボダボかけて食べると、何だか、自分が今、どこか遠い地方の都市で食事をしているような気分になってきたのであります。本当に旅行気分。雑色旅行。そうだ雑色行こう、な~んて、そんな気分です。

誰もいなかったお店に、若い男性二人連れが入ってきました。関西弁で早口で、やかましい。二人とも大盛りメンチ定食を注文。「それならきょうのランチを頼んだ方が、お得ですよ」と、おばちゃんがアドバイス。若い二人は、「じゃ、それ」と返事します。

私は食事が終わったので、650円の支払い。奥のキッチンから、ご主人が丁寧に挨拶してくれます。「ごちそうさま」と言って、急な階段を下りて店の外へ。
この店が美味しいかと聞かれれば、答えは「フツ―」です。でも、こんなお店があっても楽しい。
また、食べ物の話かと言われてしまいそうですが、これも楽しい体験でした。


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本日は夕方から、新横浜と新宿で打ち合わせ。なんだか忙しい展開ではあるけれど、色々な人が声をかけてくれるのだもの。幸せ。報いなければいけない。少し時間がおしてしまったので、新横浜から東京への移動には新幹線を利用する。今の家に引っ越してから、スピードの誘惑には勝てず、年に何回かはこのルート利用を利用し、特急料金を奢っている。ちょっとエグゼクティブテイストでもあり、うしろめたくもアル。ま、あるのだから使おう。

新宿で打ち合わせの後、編集さんと一緒に歌舞伎町あたりで食事をということになった。プロダクションのオフィスから、歌舞伎町までタクシー利用。「すげ~。タクシーで歌舞伎町だぜい」とかはしゃいでしまって、子供みたい。新宿からそのプロダクションまでの往路は夜道を歩いたのだが、タクシーというのは速い。これは発見(←本当か)。

で、食事と言いましてもね。質素です。こんなの。
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すみません。店の名前をしっかり覚えて来なかった。そのうちにもう一度行って、報告します。いわゆる洋食屋さんで、写真の海老フライなんか750円だもん。学食値段。でも、どのお皿の料理も、少し工夫が凝らしてあって、そういう作り手の気概が解る時は、本当に、食事が心のはずむものになる。

仕事というものは、どんなものでも、人に喜んでもらえることが一番。そして、作り手として、自分の仕事には、工夫を凝らさなければならないのだな、とも思う。

思うとはいうけれど、上のワンセンテンスは、今、文章を書いている途中で、「あ、この言葉で〆でいいなー」と思って書いたのですね。食事をしている最中は、「安くて、美味しいなー」くらいのことしか考えていなかったようです。はい。


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「この先のコンビニの角を右に曲がって下さい。その先にファミレスがあります。そこを曲がらずに行くと、その先にもう一軒コンビニがあります。そこを左に曲がると焼き鳥屋さんがあって、その先には…」フロントの人はよどみなく、夕食を食べることをできるお店を紹介してくれました。

けれども私が行ったのは、結局、「かめや」という何の変哲もない食堂でした。なぜならそこが、宿からいちばん近かったから。店の看板には「中華料理、ラーメン」と書いてあります。今日は昼間は結構歩いたから、中華料理がいいかなあ、と思ったというのもあります。酢豚とか、チンジャオルウスウとかいいかも、なんて思いながら。でも「かめや」だから、そこまでは無理かなあ、なんて思いながら店に入ります。先客が2人。テレビでは、いわゆるバラエティ番組をやっています。

いらっしゃいませ、とお店のおばちゃんが水を持ってきます。ワンカップの容器に入っています。このおばちゃんも、還暦くらいでしょうか。若い頃はきれいだったんだろうなあ、なんて思ったりして。テーブルの端に立ててあった1枚ペラのメニューを見ると、メニューは実に少ない。酢豚どころか、中華料理らしきものは、何もなし。注文をした後から、鶏の唐揚げ定食というのがあるのを見つけましたけれど、これも中華と言えるかどうか。

結局、カツ丼を頼みます。700円。こういう店に入った時は、なんだかカツ丼を頼むことが凄く多いような気がします。案外、カレーというのは外れも多く、外れた時は、実に味気ない思いをする。文字通り味気がないからです。そこへ行くと、カツ丼は、まず外れないし、食べ応えもあります。

カツ丼は、少し待たされました。カツを揚げるところからやっているのでしょう。当たり前だけれど。
で、来ましたカツ丼は、薄いカツがこんがりと、少し揚がり過ぎくらいの感じに揚がり、その上にニラ入りの卵どじがかけてある。なるほど、こういう解釈もあるのですね。ニラが効いていて、ちょっとリッチです。カツ丼にリッチもないかなぁ…。

そういえば、この町に着くまでの間に読んでいたカッスラーの小説では、主人公ダーク・ピットが、美貌の女性科学者と一緒にレストランで、ラム肉のローストに、何とかかんとかというソースをかけて食べていましたっけ。それからワインと、デザートには何とかかんとかのヨーグルトと…

そこへ行くと、こちらは、一人でカツ丼ですが…

それでもまあ、カツ丼というものは、考えてみれば、それほどは負けていないような気もします。
きっと、カッスラーは、カツ丼を知らないから、それもニラの卵とじかけのやつを知らないから、ラム肉などに何とかかんとかソースをかけているのではないか…、そんな気がしないでもありません。

自供したらカツ丼喰わせてやるぞ、と言われたら、私は自供するかもしれませんが(何を?)、ラム肉、これ好きですけれど、ラム肉喰わせてやるぞと言われても自供しないと思う。たぶん。

私がカツ丼を食べている間に、おばちゃんはワンカップに水を足してくれます。こういうの、最近のファミレスはやらんぞ。

先客2人が帰り、私も食べ終わって、700円を払います。カツを揚げるところから初めて売り上げが700円ですから、儲かるという話ではありませんが、おばちゃんは、「ありがとうございます」と、優しく言ってくれます。「こういう出会いがある限り、私はカツ丼を食べ続けるであろう」という〆の台詞が頭に浮かびます。

コンビニで帰路の切符を買うためのお金をおろし、もう一度「かめや」の店の前を通ると、お店の中はもう真っ暗。おばちゃんはお店の前に敷いてあるマット片付けているところで、これで店じまいも、すっかり終わったようでした。


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昨日は、「ソレイユの丘」まで出かけたついでに、昼食は三崎の港の近くで「まぐろラーメン」を食べてみました。最近、流行のB級グルメとして、俄に注目されている一品です。さて、味は?というと…

↓こんなの

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正直に書きますと、これ、悪くないです。もう一度食べろと言われたら、喜んで食べます。味付けは結構微妙で、マグロは想像する通り、甘めに煮付けたものであるようです。このマグロが一番濃い味になるよう、スープは薄味で、麺は細め。町おこし系B級グルメというと、時々、色々な味がごちゃごちゃとしているものがありますが、これはちゃんとバランスが取れています。しょっちゅう食べていると、飽きるのかどうか。これはしょっちゅう食べていないので解らない。

考えてみれば、こういうちょっとお遊び風に味を工夫してみました、というような料理が、もっと早く出てもよかったのかもしれない。そういえば、昔に話を伺ったのですが、八戸駅の「小唄寿司」。あれも、「とにかくサバとサケが余って仕方なかったので、それで駅弁を作った」のだとか。もっとも、完成にいたるまでの試食の回数はもの凄かったそうですけれど。

そんなこともいいながら、私たちが子供の頃に食べた1杯50円のラーメン。あれはどんな味だったのだろう、もう一回食べてみたいけれど、などとも思ったのであります。もっとも、これはかなわない夢ですが。

*池口英司に学ぶ写真の撮り方コーナーやおトクな鉄道旅行情報を網羅した「鉄道旅行なび」はこちら*

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↑どんぶりチャーハン

私が今日、横浜中華街で、写真のようなどんぶりチャーハンを食べたのは事実であるから、またしてもブログに食べ物の写真が登場するのは、ある部分自然な流れでもあります。

で、さっそくケータイで写真を撮り、編集さんにメールしたところ、「これって、チャーハンというより、味付けご飯じゃないんですか?」などと返信が来るのだから、まったく仕事中であるはずだろうに、編集という人の仕事は多岐であります。

で、私は帰宅後、明治の鉄道の話などを一生懸命書いておりましたが、その実、もたれてもたれて。


どうでもよい追記:それでは明治時代にはチャーハンが普及していたのだろうかとネットを見たら、チャーハン自体は江戸末期には伝来していたのだとか。1868年の神戸開港によって伝えられたと記しているホームページもあり、新橋-横浜間鉄道開業の直前ですね。やがて駅前に建てられた食堂にも、このメニューがあったのかも。そう考えるとハイカラですね。どんぶりは使わなかったと思うけれど。

名古屋に行ったので,お昼ご飯は味噌カツ丼でございました(う~ん,ここのところ,話題が食べ物ばかりだー)。

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しかしなんというか,すぐに新幹線に乗れば,1時間半で新横浜に着けるわけで,名古屋で食事をするか,新横浜で食事をするかで迷ったのであります。

松本清張の「眼の壁」だかに,新聞記者が「会社が,俺を名古屋に出張に行かせない」と怒るシーンがあり,この時の東京-名古屋の所要時間がおよそ6時間。今日は,名古屋で食べるか,新横浜で食べるかを迷ったりしているわけですから,恐ろしいものです。これでリニアができたら,どうなるのだろう?名古屋で味噌カツを食べ損ねたビジネスマンが,取引先に出向く前に慌てて東京駅で蕎麦などかっ込むことになるかも。いよいよ食べ物がボーダレスになりそう。

初めて列車で九州に連れていってもらった時は,静岡あたりまで来ると,それはもう遠い異国のような土地でしたし,初めて名古屋に泊った時も,それがどのような所だか知らなかったから,子供ながらに凄く興奮したことを覚えています。

今や,名古屋は,新横浜の隣の駅。

それではなんとなくもったいない気がして,きょうは列車を1本遅らせて,豊橋停車の「ひかり」に乗って,帰ってきました。


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長崎のご当地グルメが登場したついでに、もう一品。

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ご存じちゃんぽんであります。長崎駅前のお店で撮影。しかしまあ、ジャンキーな食べ物の多いブログであるな。

こうして見ると、チェーン店のちゃんぽんよりボリュームは多いようですが、しかし、長崎のちゃんぽんとしては、ややパワー不足か。食べても食べても、いつまでもなくならないのがちゃんぽんというイメージがあるからなあ。

もっとも、このお店にしても、写真のものは「並」で、まだこの上には、「上」「特上」がありましたから、そちらを頼めば、相応の破壊力に遭遇できたのかなとも思います。

お店の前のディスプレイは、なんだか物凄く、まあ、この通りのものが出てくるとは思えないでしょうが、魅力は十分です。

↓こんなの。こちらは皿うどんであります

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そういえば、長崎駅にある「ロイヤルホスト」には「トルコライス」も「ちゃんぽん」も置いてありました。でも、もうちょっと上品ではありました。地方の、チェーン店ではない、食べ物屋さんには、何に出会うか解らない楽しさがあります。

それも、旅にとっての大切なエッセンスの一つでしょう。

国会図書館食堂の「国会丼」も、思えば相当にジャンキーなフードですが、日本の西の端のジャンクフードといえば、これ。

↓これだけ色々載っていれば…

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トルコライスであります。長崎市内で撮影。しかし、このブログ、本当にジャンクフードばかり登場するなあ。

ある旅の本が、「トルコライス」という名で紹介したところ、読者から「トルコにそんな食べ物はない」とクレームが来たそうな。しかしまあ、そんなことを言い出したら、無限にあるような気もします、自称本場もの。ウィキにも、トルコライスの名の由来は諸説あると記されていましたが、自称「松阪牛」よりは、罪がないようには感じられますが。

長崎駅には駅弁にも「トルコライス」があり、名物であることがPRされています。そういえば、私が住む横浜はシウマイが名物とする説も根強く、これも駅弁のお陰。そういえば、浜松の駅弁屋さんの社長も、「駅弁でウナギをやったから、ウナギが浜松の名物になったんだ」と言っていました。これ、本当だろうなあ。

で、「なんでウチの駅弁には必ずワサビ漬けが入っているか、解るかい?俺が好きだからだ」とも。

今のところ、ワサビ漬けは、浜松より静岡あたりの方が知名度が高いかも。

こんなことを書いていたら、お腹も空いてくるし、どこか出かけてしまいたくなるし。夜中なのに。

いけませんなあ…。

本日は国会図書館に調査のため行ってきました。

写真は6階食堂で見本として出ていた「新国会丼」

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実は朝食を食べたのが遅かったもので、国会図書館の食堂では食事をしなかったのですが、確か、「国会丼」というのは、牛丼とカレーライスのあいがけだったような。で、この「新国会丼」は、カツ丼と親子丼のコラボなのだそうな。どちらも混沌とした一品であり、だから「国会丼」を名乗るのだと、そのあたりは、食堂の人も「解って」いるようでした。言論の自由は素晴らしい。

それはともかく。

今回出かけっていったのは、終戦直後の鉄道について調べるための新聞の閲覧が目的でした。当時の縮刷版は開架に並んでおり、これだけのものをいとも簡単に閲覧できるというのも、考えてみれば素晴らしいことです。

終戦から、昭和25年頃でしたっけ?国鉄に特急が復活して世情に落ち着きが感じられるようになるまでの間、この間は、食料事情、燃料事情が貧窮を極めていたというように語られることが多く、鉄道史のうえでは、案外な空白の期間のようにとらわれているのですが、新聞を見てみると、とんでもない、日本の世の中が非常に不安定な時期であったことが解りました。

戦争の裁判がまだ完全には決着しておらず、1面には有罪が予想される顔ぶれが記載され、外国人の密入国の問題や、労働争議が毎日のように紙面に出てきます。鉄道の世界のニュースでも、一般紙に出てくるのは労働争議の話題ばかり。ようやく開始された国鉄の速度向上試験など、どこ吹く風といった風情でした。

その裏面では、ようやく再開された野球の話題などが、わずかな娯楽となっており、でも東京版で誌面が割かれていたのは六大学野球でした。「大沢ホームラン」とか、そのような感じ。

肝心の、調べようとした事項については、「国会図書館では解らない」ということだけ解り、勉強になったような、無駄足だったような。

でも、終戦直後の世情とは、実に不安定で、人々は様々な不安にさいなまれていた、ということが感じられたことは、収穫でした。

やはり、鉄道の本だけを読んでいてもいけませんね。