陽が延びるこの時期は、夕食の前に散歩ができるのが楽しい。
 わが家の近くには新幹線の線路が延びているのだけれど、その裏手には、不思議と手がつかないままの、空き地というか、藪山が広がっていて、まさにちょっとした穴場となっている。
 写真の風景が見える道もそういった場所で、これまでにも何回か通ってはいたのだけれど、いつも日暮れの後だったから、そこにどんな眺めがあるのかは気が付かないでいた。ところが今日、この道を通ったら、なかなかどうして悪くないのである。この数日は寒さが戻ってきて風が冷たかったのだけれど、それも良かった。私が、学生時代や社会人になりたてだった時代に本当によく通った、長野の高原を思い出させる環境が揃っていたのである。
 この時間でなければ気が付かなかったと思う。陽が傾いて、そろそろ一日が終わりに近づく、何をして過ごしていても一抹の淋しさが心に宿るひととき。そんな時間だったから、この平凡な風景が、昔懐かしい高原の風景に見えたのだと思う。
 今の家に引っ越して11年。これから散歩の定番コースになりそうな道を今になって見つけて、ちょっと得したような、でも、ずいぶん損をしたような。

0520さんぽ_convert_20180520205007

スポンサーサイト

GWの期間は、1日だけ千葉に取材に出かけたほかは、ほぼ部屋に籠っていました。
その間、模型を少しだけ製作。
好天の日が多かったので、部屋の中に籠りっぱなしというのは、後ろめたい部分もあるのですが、人の波、行列に呑みこまれることはありませんでした。混んでいるのが解っている時に出かけなくてすむのは、フリーランサーのあり難いところです。

模型の話も、少しずつ書いていかないと。
まずは、写真だけ。

0506機関庫_convert_20180508075238

一部の記事の執筆を担当しましたメディアックス刊「みんなの鉄道DVDBOOK 懐かしの新幹線」の見本誌が自宅に届きました。
 しかし、こうしてみると、0系は愛嬌がある。ペットとして座敷の中を走り回っていてくれれば凄く可愛いのではないかと思います。好物をあげると、尻尾を振ったりして。
 新幹線の歴史は、車両史、政治史も含めて散々研究され、記事も多数発表されているのですが、史料に頼らない研究が、そろそろあっても良いのかなと、これは今思いました。
 ともあれ、結構ボリューム感のある誌面となりました。書店で見かけたら、ぜひ、立ち読みでチェックしてみて下さい。

02Scan_20180501_convert_20180508073843.jpg


 昨日は新宿でカルチャースクールの先生を務めて、3人のお客様とお話。相変わらず、池口さんは集客力がないのだが、声がかかる間は、努めよう。
 帰り道に新宿の模型店「模型ファクトリー」に寄り道。昨日は凄かったぞ。お店がお客さんでごった返していて、しかも半分、は無理にしても、4割は女性のお客様だったのだ。店内のワークショップで、何かを作っていた女性連れもいたぞ。スマホで写真に撮りたかったなあ。
 やはり女性のお客様が、店員さんに「どの紙粘土が良いのか?」という質問をした時の、店員さんの応えも、聞いていて快感があった。ざっというと
 「お客様それぞれで、みな違います。お客様が手にしているその紙粘土は硬化が早いのですが、その代わり、外が早く乾いてしまうので、内側がいつまでも湿ったままの状態で保たれる性質があります。紙粘土は、一度開封したら、使い切らないと日持ちはしにくいものなのですが、その粘土は中が乾ききらない性質を逆用して、延命させることもできます。乾いた外側を取り除いて、内側部分に水を加えることで、ある程度ですが、再利用することができます。」
 本当はもっと仔細だったのだけれど、ざっと言うとこんな感じ。それをソフトに、でも立て板に水で説明する。これはこの店員さん自身が模型が好きでなければできない説明。量販店の女性店員さんには、なかなかいないぞ。
 これだけ女性がいるのだから、そのうち、鉄道模型のジオラマをガンガン作る人だって現れるはずだ。あるいは、「竣工直後の赤城」を作る女性だって出て来るかもしれない。
 このお店には、「墨入れの塗料の違いによる仕上がり具合の違い」(これは本当にじっと見比べないと解らない。で、どちらもやってみたくなる)を説明する展示や、1/35くらいだろうか、現代の女子高生を模したフィギュアなんてものも飾ってあって、この女子高生は、目元と顎の先では、ちゃんと肌色の色合いが違う。単に「フレッシュ」を一色塗りしていれば良いというわけではないのだな。
 ここまでやらなければ、いけないんですよ。模型店は、どうせ売れないなどと、ふて腐れている場合ではないぞ。

 先日来いじっていた小屋。まだ手を入れられるところはあるけれど、一応、これで手離れとする。
「セカイモン」で以前に入手した保線用モータカーのシェッドが、あまりにも呆気ないものだったので、勝手にホームを作り、アクセサリーを置きとしているうちに、いよいよ何の建物なのか解らない存在になってしまった。
 ストラクチャーの工作は、車両のそれとは違って、高度な技術はいらない。誰でもできる。バランスを崩さないことだけ気をつけた方が良いけれど、それは個人の感覚の問題となるし、1~2度失敗すれば、匙加減なんて、すぐに身につくものだ。
 でも、この建物、どこに置こう?

0412小屋_convert_20180412094743

本日は 新横浜の銀行まで用事を足しに。高架脇の新緑がまばゆい季節になりました。今年は桜の開花も早かったのですが、新緑も半月くらい早い気がします。スマホですぐに写真が撮れるのはありがたいばかりですが、この写真のように半逆光などの悪条件下では、出来上がりが、さすがに普通のカメラよりも劣るようです。レンズフードなどもないし(この写真も、濁りがあって、すっきりしない)。

そういえば、学生時代に読んだ早崎治さん(広告写真の神様とも)の著書に、『順光で撮影した時であれ、レンズフードのあるなしは、写真が印刷された後になって差が出る』という言葉がありました。あれから40年近く経って、けれども覚えているのだから、金言というものなのでしょう。自分がどこまで実践できたか、はともかく。

でもまあ、何よりも大切なことは、億劫がらずに、まず1枚撮ること。これは変わりない大原則だと思います。

0409新横浜_convert_20180409213224






最近ブログが滞りがちなので(いつものことですが)、とにかく仕事で家から出たらスマホで良いから駅の写真を撮ろうなどと思い、バスを降りたら、いつもの新横浜でありました(笑)。
 このビルができて10周年だと。新横浜にも近い今の家に引っ越して、さて、買い物はどこに行けば良いのだ?と思っていたら、すぐに立て続けにこの「キュービックプラザ新横浜」ができて、「トレッサ横浜」もできて、「ららぽーと」もできたから、まるで引っ越してきた私のために街が便利になったのだ、などと思っていたのだが、考えてみれば、どれも似たようなものだ。似たようなというか、入っている飲食店が同じチェーンだったりするから、こうなると、便利な生活というのは、そもそも何なのだ?と、結構、解らなくなる。もう、日本中、コンビニとショッピングモールだい。あと、ファミレスかな。
 もう似たようなショッピングモールはいらないから、昔の荻窪駅前のような(あ、あそこは今も変わらないのかな?)、昔の江古田のような(ここは変わったぞ)、そんな雑踏というか、場末というか、そんな雰囲気の漂う商業地域があったら良いなあと思う。
 ただ、新横浜に「王将」は出店して欲しい気もする。

IMG_0468[1]_convert_20180405233641


本日は、都内で打合せの後、渋谷の東急ハンズで買い物。
駅からの道で、必ず通るのが、「渋谷センター街」です。

渋谷に集まる若者文化の象徴と、それは良い意味でも悪い意味でも、採りあげられることの多いセンター街ですが、それではいつ頃からこのような繁華街ができたのかというと、戦前には繁華街ができ、昭和36年頃には、今のような形態になったともいいますから、今はもう老齢と呼ばれてもおかしくない人たちが若者と呼ばれていた頃には、もう賑わいを見せていたことになります。その意味からすると、案外歴史のある街と言っても良いのかもしれない。まあ、これはひねくれた物の言い方ですが。

その一方で、ゲームセンターがなくなり、CDショップがなくなりと、現代を反映したかのような代謝もある。流行を追う商売が多い所だけに、代謝も早く、大きいのかもしれません。

これと同じ写真をフェイスブックの方にもアップさせて頂いたのですが、コメントの応酬のうちに昔のレコードの話になりました。まだCDが登場する以前は、レコード、特にLPを買うのはちょっとしたイベントでした。もしかしたら、今の携帯端末を入手するくらいの感覚に近いものがあったのかもしれません。それだけに、LPを買った時は嬉しかった。

街を歩いていて、そんなことを思い出しました。

180415渋谷_convert_20180405205303






 制作のお手伝いをさせて頂きました目メディアックス刊「みんなの鉄道 113系・115系」の見本誌が昨日、自宅に届きました。
 今回、執筆をしていて感じたのは115系が旧形国電になったのだなということ。かつての飯田線、身延線、富山港線、小野田線の時のような「燃え方」が今の自分にできるとは思いませんが、これを機に、新潟交通、蒲原鉄道、「きたぐに」が消えて以来ご無沙汰している新潟に、久しぶりに出かけてみてもいいかなと思いました。「祭り」が始まらないうちに。

Scan_20180330_convert_20180331085044.jpg


記事を1本執筆させて頂きましたイカロス出版「あずさ列伝」の見本誌が自宅に届きました。

学生時代の最後の年に、友人と松本に遊びに出かけてこの町が気にいって以来、中央東線と「あずさ」は、いつも気になる存在でした。もっとも、学生時代、あるいは社会人になりたての頃は、急行の「アルプス」の利用も多かったのですが、何度乗っても飽きることがなかったのがこの路線で、それは今も変わりないようです。
 
Scan_あずさ20180328_convert_20180329225538