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昨日(6月17日)の新横浜駅。毎日のように使っている駅でも、被写体になりました。
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写真は、川崎市の日本民家園に建っている合掌造りの家の土間です。明日(日曜日)、クラブツーリズムの徒歩ツアーでここを周ります。この民家園には25棟くらいの昔ながらの民家が移築されており、それぞれに魅力的。本当は、この民家園だけで、十分に一日を過ごせるほどの施設なのです。

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 こうして、いわゆる古民家を訪ねるたびに、昔の家は本当にゆったりと造られていて、思いのほか暮らしやすそうだと感じます。前回、この民家園を訪れた時は雨で、現地のボランティアスタッフの方が「雨の音を聞きながら時間を過ごすのは良いものですよ」と、おっしゃっていました。

 本当にできるのであれば、私もいつの日にか、こんな古民家で暮らすことができたら楽しいだろうなと思います。生活に必要な最低のものは通販ででも取り寄せて、本を読んだりしながら暮らせれば。もっとも、こんな古民家でゆったりと暮らしたいのであれば、部屋の中をパソコンなどで埋め尽くしてはいけないわけではあるのですが。


6月3日。と言うと、もう遠い過去のことのようですが、6月3日の読売新聞の夕刊に、私の近著が紹介されました。
新聞記事よりも、そこら辺のユーチューバーの方が強い影響力を持つようなご時世ではありますけれど、取材を受けながら新聞記者さんと話をできたことも、やはり勉強にはなったのでありました。

取材当日は、記者さんがカメラマンも兼任してくれて、
「あれ?カメラマンと2人の予定ではなかったっけ?」
と聞いたら、
「すみません。今日はカルロス・ゴーンさんが…」
と言うから
「じゃあ、ゴーンさんの写真を使ってよ。写真はイメージですと、但し書きを入れて」
と、提案したのですが、これはもちろん、却下されました。

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(画像クリックで拡大します)



先日、次太夫掘公園民家園のみかんサイダーの写真を出しましたので、今度はリンゴジュース。
盛岡の「もりおか町家物語館」にあります「カフェDOMA」のケーキセット。ドリンクにつけているのは、盛岡ブランドのリンゴを使用したジュースです。たしか、この日の銘柄は「きたろう」という品種だったかと思いますが、酸味も、甘味も強い一品でした。

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最近は、地方に出かけても、その地方独特の味を、このようなスイーツまで楽しめるようになったのは、本当に嬉しいことです。昔は、地のものというと、蕎麦と地酒、それに農産物、海産物というのが相場でしたが。

まさか、このジュース一杯のために、横浜から盛岡まで出かけることもできませんが、もし盛岡に行く機会があったら、また時間を工夫して寄ってみたいなと思う、そんな気持ちになれることも、確かに旅の楽しみの一つなのだと思います。


 世田谷の次太夫掘公園民家園で撮った写真をもう1枚。

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 民家園の中にある売店で売っている「みかんサイダー」と、お団子です。みかんサイダーは150円、お団子は「みたらし」もあって、どちらも100円、だったかな。
 私たちが子供の頃は、町の中に、大福や、お餅を売っている小さなお店がたいがい1軒はあって、こんなものを買い食いできたものです。今はもちろん、コンビニがいたる所にあって、それ以上のサービスが提供されているわけですが。
 まだ、冷房などない時代には、木陰に逃げて、こんなもので涼を得ていたのですね。クラブツーリズムのツアーでは2回、この公園に行き、2回ともみかんサイダーを買って歩きながらところどころで飲み、初夏の午後の暑さに備えました。車など使わず、歩くからこそ、このようなたわいないものでも、とても美味く感じるようになるのでしょう。


 今年の冬からクラブツーリズムで「小田急沿線を歩く」というツアーの講師役を務めさせて頂いているのですが、先日は、その4回めの行程として喜多見駅から向ヶ丘遊園駅までを歩き、途中で次太夫堀公園の民家園という所に立ち寄ってきました。

 世田谷区立のこの公園には江戸時代から明治初期の農村の姿を再現したという一画があり、数軒の昔ながらの民家も移築されています。この民家園の素晴らしいところは、建物の中に自由に入れることで、昔の生活を偲ぶことができます。それにしても、実際に昔ながらの建物の中に入ってみると、かなり暗い。

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 こういった私たちの身の回りに潜んでいる闇を日本的なものとして称賛したのは谷崎潤一郎ですが、改めてここに『陰影礼賛』の一節を引用するまでもなく、本当に、なぜか日本人は住まいの中に太陽光を採り込むことには無頓着で、むしろ陰を作ることを好んでいたように感じます。考えてみると現代の私たちの生活にしても、ファミレスの店内であれ、コンビニの店内であれ、私たちの住まいの中であれ、そのほとんどが陰のない、フラットな明るさに満ちています。

 確かに暗闇は人間を不安にし、生活を不便にこそすれ便利にはしないように感じられるのですが、こうして昔ながらの建物を見ると、住まいの中に潜む暗闇もまた、私たちの心に、なにがしかの豊かさをもたらす力があるのかもしれない。そんな気持ちにもなったりします。

 谷崎は『陰影礼賛』を「陰翳の世界を、せめて文学の領域へでも呼び返してみたい。」という一文を用いて結んでいますが、今日の私たちの生活でも、そんな気持ちを持ってみるのも、悪いことではなさそうです。

次太夫掘公園:東京都世田谷区喜多見5-27-14
世田谷区のHP

 横浜は朝から強い雨。お昼時にキッチンにいたら玄関の呼び鈴が鳴った。出てみると、ひと月ほど前に屋根の修理をしてくれた若い衆が立っている。
「今日は雨も風も強いので、心配になって来てみました。雨漏りとかないですか?」
とのこと。
「大丈夫。お陰様で。今、どこにいるの?」
「2つ隣の駅の近くの現場です。池口さん、日焼けされましたね」
「ここのところ、一日中、外を歩く仕事が多いのでね」
「何かあれば呼んでください。私たちは緊急の時は動きますから」
「解った。携帯に電話する」
と、やりとり。雨風が強く、仕事にならないので、会社に帰る途中に、ちょっと寄ってみたのかな?これが営業の基本かも。
今日はこちらからは何もできないので、この書き込みでお礼の代わり。食べていたカップヌードルが伸びちゃったけれどね。

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 ブログであれ、あるいはフェイスブック、ツイッタ―であれ、食べ物の話というのは、ネタにしやすいものです。最近のカメラは、スマホについているものであれ、食べ物をとてもきれいに、つまり美味しそうに撮ることができますから、いよいよ話題にしやすい。まあ、食べ物の話が乱発されるあまり、「お前が昼飯に何を喰おうと知ったことじゃない」と怒っていた人もいましたが。

 そこで自分を翻ってみて、もちろん美味しいものはこれまでに色々食べてきたけれど、それでは例えばラーメンで、今までいちばん美味しくなかったものは何だろう?と考えてみたら、それは取材で訪れた岩手県の某所の、某ラーメン店のものでありました。街道沿いにあるそのお店は、掘っ建て小屋然とした本当に小さなもので、おじいさんとおばあさんが2日でやっている、10人も入ったら店の中が息苦しくなるような趣さえありました。

 数種類あるメニューから選んだ「何とか麺」は、出されて時にはすでに延びていたような気がする、そんなものでした。ただ、何しろ取材現場の近くにはその1軒しかなく、後悔も何もありなどはしなかったのであります。

 それでは、あのお店が今もやっているとして、もう2度と入らないかというと、そんなことはないという気がします。確かに、美味しくはなかったけれど、つまり、お店の破天荒な雰囲気まで含めて、楽しいことは楽しかったのですから。世の中に、少しくらい美味しくても、お客さんに不愉快な思いをさせる店は数限りなくありますし、今は全国どこに行ってもチェーン店ばかり。それからするならば、その岩手県某所の堀っ建て小屋は、ちゃんと個性はあったのであります。そのお店に行った時は、まだデジタルカメラもスマホもなかったから、ラーメン1杯写真を撮ることなどもなかったわけですが、思えば残念な話です。それだけ個性的なお店であれば、ブログのネタには持って来いですものね。

 もっとも、写真や、お店の名前まで出して、「ここが最低に美味しくない」と書くわけにもいかないでしょうから、さて、どうしたものか?考えてみると、これが難しい。もっとも、実際には写真がないわけですから、実際には記事を書く必要などないわけですが、でも、こうした「IF…?」の話題まで色々と思いを巡らせてみるのも、食べ物の話題ならではの楽しみなのかもしれません。
前回の書き込みに頂いたコメント、グーグルストリートビューで見る小淵沢駅が、見方によって変わるというお知らせを、実証してみました。

1)駅前の通りを横から進入した時の眺め
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2)駅舎の正面側から進入した時の眺め
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こんなこともあるのですね。まさに絶妙のタイミングということでしょうか。

画像はグーグルストリートビューのものです。

 こちらは2018年5月27日の小淵沢駅です。駅舎が改修された後の姿。実は工事が行なわれたのを知らなかったので、現地に行って驚きました。
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 いかにも今風のスタイルで、「国鉄の時代」の面影を残す旧駅舎がなくなってしまったのは残念ですが、駅舎の改築とは、利便性の向上のためであり、老朽化した建物を作り直す、すなわち利用客の安全性の確保のためでもあるのだから、当然進めなければいけないと考えます。
 思えば、一時代前までは、乗用車やスキー板などに新モデルが登場すると、やたらと称賛されたのに、鉄道の駅が同様のことを行うと、批判の声が挙がるのは理不尽なことです。まあ、そういう声を挙げる人は、普段はその鉄道を使ってなどいない人だという話を聞いたことはありますが。

ともあれ。
 下の写真は、この駅舎の2階にある立ち食い蕎麦の一品。お店のおばさんの話では、東京の八王子から食べに来る人もいるそうな。まあ、わざわざ、この一杯のためだけに、ということはないのでしょうが、八王子に住んでいれば、小淵沢はそれほど遠いという感覚はなく、「自分の庭」として通うことができるのでしょう。
 そこに蕎麦があって。
 これは素敵な話だと思います。

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